もう女の子ではなく、女の人と形容される年齢になりました。
社会的地位を意識して生きなければいけない日々であっても、むらむらする時だってあるのです。
今だから言えるのですけど、高校生の頃にいけないことをしていました。
電車通学だったので、駅までは自転車です。
信号待ちになると自転車からいちいち降りたくなくて、ガードレールに足をかけるようになっていたのです。
わざわざスカートを短くしているわけですから、当然パンツが見えてしまうことは認識していました。
学校が遠かったので家を出るのが6時台と早くて、車通りは少ない時間帯でしたがトラックはよく走ってたのです。
交差点の歩道にポツンといる女子高生。
横断歩道の前でパンツが丸見えなのですから、運転席の位置が高い運転手さんには目立つ存在だったと思います。
ほとんどのトラック運転手さんが気づいて、私の顔とスカートの中を何度も交互に見ながら通り過ぎて行きましたから。
私もびっくりするトラック運転手さんの顔を目を逸らさずに、ずうっと見るような真似をしていたのですから……若気の至りですね。
びっくりしていたりエッチな顔を見るのがおもしろくて、よくパンツをこれみよがしに見せびらかしていました。
女子高生というのは痴漢の恰好の標的にされるのか、被害にも頻繁に合いました。
自分で言うのも恥ずかしいのですが、自慢にもならない気の強さで大抵は蹴散らしていました。大抵はという表現を使った理由は、全てではないからです。
そういうことはほとんどありませんでしたけど、相手が好みだった場合はそれほどの抵抗はせず、仕方なくそうなった体を装って相手に委ねるのです。
セーラー服だったので短いスカートの中も、胸も触るのは容易だったはずなのです。事実ブラをずらしてきましたし、パンツの中にも手が入ってきました。
今はというと、生理の前後に少しだけ……。
そういうことにして下さいませ。