私の露出歴は、中学生のときから始まりました。
自分で言うのもなんですが、私は親や先生の言うことをよくきく、真面目な、いわゆる「いい子」でした。
そんな私の密かな楽しみは、服屋の試着室で下着姿になることでした。
そうしている間だけ、私は普段と真逆のいけない自分になれているようで興奮していたのです。
しかし、人間は刺激に慣れると次第にエスカレートしていくものです。
その日も私は、いつものように試着室に入り、下着姿になりました。
そのときにふと思い立ったのです。この下着も脱いだらどんな気分だろうと。
そして私は、すぐにそれを実行しました。ブラとショーツを脱いで裸になったのです。
試着室の中で、外には人もいるところで、普通は裸にならない場所で、カーテン一枚隔てて、私は裸になっている。
私はあえて、男女両方の服を取り扱うお店に行っていたので、そのカーテンの向こうには、男性がいるかも知れない。カーテンを捲られたら、カーテンを捲ったら、裸を見られてしまうかも知れない。
そんなことを考えて、私は恥ずかしさからか興奮からか、体がいつもよりずっと熱くなるのを感じました。
それ以来、私は試着室で裸になるようになりました。
これが、私の露出歴の始まりです。