コロナ禍で退屈してきた夏。暇潰しに、行きつけのアダルトショップに行った。夜は男性客で「密」になるので、真っ昼間に訪れると、店長自ら「いらっしゃいませ」と、笑顔で挨拶してきた。いつもは、オバサンが店番をしていて、旦那は客にも無愛想なんだけど、店内は女性客が多くて、機嫌が良かったらしい。(みんな考える事は一緒)買う気は無いけど、棚に並んだエッチな物を見ながら、妄想しているだけ(笑)そこに一組のカップルが現れた。マスクをしていて、顔は分からないけど、雰囲気から夫婦じゃない事は伝わってきた。ナイスミドルな感じのオジサンが、「どれにしようか?」と呟きながら、私のいたSMグッズのコーナーに来た。同伴してきた女性は、店内をキョロキョロ見回していて、明らかに挙動不審。(まさか、こういう店で、万引きか?)と思って、怪しい二人を注意深く観察した。(ドラマの万引きGメンのように)(笑)「お嬢さん、これはこの子に似合うかな?」と言って、ナイスミドルが、私に声をかけてきた。(店長もいるのに、何で私に声をかけてきたのかな?)と思ってたら、「私より貴女の方が詳しそうだから」と言ってきた。確かに、SMコーナーには私しかいないし、マニアックなアイテムを物色してたから、当然かも知れない。しかし、季節外れのコートを着ていた彼女に、(何が似合う)か訊かれても、答えようが無かったから、「奥に試着室があるから、そこで試着してみたら良いと思いますよ」と答えた。私が店長を呼びに言って試着する旨を伝えると、「代わりにレジに入って」と頼まれた。(私は客だけど、買う気も無かったし、店長に恩を売っておけば、値引き交渉に有利だ)と思い、代わってあげた。レジから店内を見渡したら、みんな試着室の二人をガン見していた。彼女が試着室に入ると、扉を開けたまま、コートを脱いだ。彼女は、ナイスミドルと店長の前で、マスク1枚の姿になっていた。予想はしてたけど、衝撃的な光景に、店内の空気が変わった。スケベのオーラを発する中年の前で、全裸を晒してる女性は、意外と若い身体つきをしていた。「恥ずかしいよぅ」と甘えたように訴えてる彼女は、両腕で前を隠していた。それを見ていた店長が、「ワンサイズ、大きい方が良いかも知れませんね」と言って、奥で休んでいた奥さんを連れてきた。至近距離から3人に見つめられ、居合わせた客にも覗き見されて、彼女は全身を紅潮させていた。奥さんが奥から段ボール箱に入った衣装を取り出し、彼女に当ててみた。「こちらが調度良いと思いますよ」とすすめると、ナイスミドルが「着てみなさい」と言って、彼女に渡すと「はい」と言って、扉を開けたまま衣装を着けた。着替える姿を見られるのは、普通の服でも恥ずかしいのに、彼女は恥ずかしい衣装を、衆人環視の中で着せられていた。見ているコチラの方がキュンキュンした(笑)「どうですか?」と奥さんが聞くと、店長が「よくお似合いですよ」とセールストークで口説いた。
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