色々と苦労している友人を見て((少しでも旦那と二人きりにしてあげたい)と思った私は、子守りを自分から志願した。
私には弟がいるので、男の子の扱い方も心得ているし、ちょっとママの気分も味わいたかった。
二人は恐縮してたけど、私が子供の気を引いてる内に、その場を離れた。
持ってきたオモチャを使って、相手をしている内に、だいぶ馴れてきて、私にスキンシップを求めてきた。
けっこう体温が高いので、扇風機のそばにいたり、日陰で凍らせたペットボトルで遊ばせていた。
人見知りしない彼に、自信を持った私は、休憩に戻って来た二人と交代して、一緒に海に行った。
初めての海に、凄く興奮していて、最初は怖がっていた水にも、自分から近づくようになった。
微笑ましい様子に、笑顔を見せると、彼の笑顔が返ってきた。
すると、そこへ警察官が来て、
「お母さん、一緒に来て下さい」
と言われた。
一瞬(自分の事しゃない)と思ったが、子供と一緒だったから、向こうも勘違いしていた。
私が彼を抱いて行くと、エアコンの効いた建物に連れて行かれた。
彼は制服姿の警察官に興味があるみたいで、中にいた婦人警官とも、すぐに仲良くなった。
しばらくすると、奥から男性警察官が来て、スマホを見せてきた。
「これを確認して下さい」
と言われて画面を見ると、いくつかの画像に、私の姿が写っていた。
盗撮されていた。
そこには、他の女性のも含めて、かなり恥ずかしい局部が写されていた。
「ご本人に間違いないですね?」
事務的に訊ねてくる警察官。
この画像を、警察官に見られていた事も、恥ずかしかった。
盗撮犯は未成年らしく、色々と話し合った結果、被害届は出さない事にした。
他にも被害者がいると言うので、私はすぐに解放され、犯人の顔は見なかったが、凄くドキドキしていた。
「最近は、こうした犯罪も多いので、気をつけて下さい」
と言われた後、婦人警官と遊んでいた子供を返して貰い、建物を出た。
子供は別れ難いのか、何度も小さな手を警察官に振り続けていた。
海の家に戻って、二人にその話をしたら、ビックリされた。
どんな画像だったのかを説明していたら、隣のオバサンも話に加わって来て、
「怖いわねぇ」
と言う話で盛り上った。
「実は私も、」
と言って、他の人やバイトの女の子も話に加わって、盗撮や痴漢の体験談に、花が咲いた(笑)
普段、自分から見せてる方の私としては、被害者感情も無かったけど、勝手に撮られたりしている事は、気持ちが悪かった。
しかし、リアルに、ナンネでしているみたいな話が出来て、少し楽しかった。
何しろリアルだから、ネカマもいないしね(笑)