サービスエリアで休憩していた時のことです。
主人がトイレに行ってひとりでベンチに座って待ってた時、複数の男性に見ら
れたことがあります。その人たち、同じ会社の人で仕事の帰りだったと思いま
す。(同じような作業着だったから)
最初は、隣のベンチに座って私の方をチラチラと見ていましたが、30才ぐらい
の人が私の方に歩いてきて、私の前でタバコを吸いはじめました。
主人がいなかったので怖くて立とうとしたら、別の人が私の隣に座って「ひと
り?」「彼氏と一緒?」と話しかけてきました。
怖くて黙ってたら、タバコを吸ってた彼が「そんなに怖がらなくても」「なん
にもしないから」って笑いながら私の目の前に座り込みました。離れてベンチ
に座ってた人たちも私の隣に座って囲まれたみたいになりました。
彼が、「見せてたんじゃないの?」「見て欲しいんでしょう?」怖くて膝をぎ
ゅっと閉じて、胸を両手で押さえてずっと下を向いてました。
「ねっ、もう1回見せてよ」彼が私の膝に手を置いたとき、身体の力が全部抜
けたみたいに頭の中が真っ白になって、催眠術をかけられたように脚を開いて
いました。
「ノーパン?」「すごい、パイパンや」ベンチに座ってた人にも立ってた人に
も覗き込むように見られました。別の人が「すごい、濡れている」その人が太
ももを触った時、彼が「やめとけ」って言ってくれなかったら、きっと、触ら
れていたと思います。
主人が戻ってきて、その人たちは慌てて建物の方へ行きました。
主人は、私が放心状態になっていたので、その人たちのことをすごく怒ってい
ました。でも、主人には言っていませんけど、彼に見つめられてたとき何度も
感じて、心のどこかに彼に見てほしい気持ちがあって閉じていた膝を開いたと
思います。
主人が戻るまでのほんの数分間の出来事でしたけど、私にとっては長い時間に
感じました。