病院へ行くと、「おめでたです。」と言われました。
凄く悩んだのですが主人に言うととても喜んでくれました。
主人とは月に1、2回はしていたのですから主人の子供だという可能性もありました。
それからも彼が来るたびにお腹を庇いながらも性行為をしていました。
彼のためにベッドメークやお風呂掃除をしていると嬉しくてたまりませんでした。
主人のような義務的行為ではなく私の体を求めてくれているんですから。
どこの大学だろう、と言う考えも沸いてきました。
どうせならあそこの国立大学だったらこの子も賢い子になるかもと言う考えもどこかにありました。
しかし、彼には今妊娠していると言ったらもう来ないかもしれないと思い言いませんでした。
何も知らない彼は来るたびに私を激しく求めました。
ときにはベッドで楽しんだあとお風呂に入り、出てきた裸のままでリビングのソファーで犯されることもありました。
ソファーに手を付かされ後ろから、庭に出るガラス戸に押し付けられ片足を担がれ前から、時には駅弁体位で担がれカーテンを開けられたこともありました。
「いや~」と言いながらも彼の首にしがみ付いていると、太陽の光と熱が体に当たって暑くなってくるのです。
彼の体から降りたいのに彼の物がしっかりと私の中に入っているのです。
しかし、そんな喜びも彼が帰ると彼の存在を消さなければいけないのです。
乱れたベッドのシーツを変え、変なものが落ちていないか確認し、お風呂もリビングも掃除を再びしないといけないのです。
ああ、、主人が帰って来る、夕食も用意しなければいけないし、、ああ、、その前に買い物も、、
慌ただしいけれど彼が来てくれると嬉しい、、、そう思うようになったのです。
そんなことが何度か続いた後、彼がバタリと来なくなりました。
何かあったのでは、病気?事故?どこかに入院しているのかも、そう思いながらリビングのガラス戸から外を見お腹を摩っていました。
そして2週間ほどしたころポストに彼からの手紙が入っていました。
(コロナで中断していた現場が再開することになったので遠くの現場に行きます。
今まで警察やご主人にまで黙っていてくれてありがとうございます。)と書かれていました。
ええ、、彼大学生じゃなかったんだ、と思いました。
もうその頃には妊娠5か月に入っていて下ろすことも出来なくて、、
それが今年の4月のことです。
あれからお腹もだんだん大きくなってきています。
主人は今出張で今日帰ってきます。
最近のお土産は現地の可愛い子ども向けのおもちゃが多くなりました。
主人なりに喜んでいるようですが、私は不安もあります。
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