その若い男が私に声をかけてきました。
「あの・・・少しだけお話しを・・・以前も、あの
電車内でお見かけしました・・・凄くステキな
女性だなって・・・とても気になってたんです。・・・お話しだけでも少し付き合ってください・・・。」
と、優しそうに切り出しました。
最初のうちは私も怖かったけど、相手が
とても若く、優しそうなイケメンだった
こともあり、私は少し気を許して
「お話しって・・・何でしょう?」
と答えてました。
それが始まりでした。
その若い男性に誘われて、近くのファミレスでお話しをしました。
彼は明るくて話上手で、ユーモアがあり、
楽しく世間話が出来ました。
それから私たちはファミレスを出て、彼に
誘われるまま繁華街の方に散歩しました。
二人寄り添うように歩いていると、時々、
彼の手が私の腰の辺りに触れてきました。
そして・・・・人の目のない路地裏に入ると、
彼は私の腰に手を回して引き寄せ、
「ね、お願いですから・・ちょっとだけ付き合って・・・短い時間で良いから・・・。」
と、私の耳元に囁きました。
きっと、私もどうかしていたんです。
日頃の欲求不満が溜まっていたのかも知れません。
つい、肯いてしまってました。
彼に導かれるまま、寂れた路地裏の、ビジネスホテルともラブホテルともつかない所に
入ってしまいました。まだお昼間なのに。
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