優子に撮影の事を知られてるなんて
なにか不安でした。
その不安が的中したのは
佐々木さんの会って1週間後でした。
その1週間のうちに私と主人は話し合い
私も浮気したことで主人を許す気になって
主人と夜の生活も始めた翌日でした。
パートから帰り車から降りた時でした。
・麻里奈さん久しぶり
振り返ると佐々木さんが居るのです。
私が驚いてると
・近所の目があるから中に入れてよ
私も近所に怪しまれても困るので
仕方がなく自宅の玄関まで佐々木さんを招き入れました。
家を知られてる事が不思議で聞きました。
・悪いと思ったけどシャワーの時に免許証で調べたよ！
私は、それはルール違反だと思って佐々木さんに
言って帰ってくださいとも言いました。
・帰らないよ。この前は撮影もしたんだから
意味わかるよね？自宅も知ってるんだから
佐々木さんは勝手に玄関から上がり始めて
優しく脅されて返事に困ってる私に
・旦那に知られたくないだろ？
と詰め寄ってきたのです。
やっと主人と元に戻れた矢先に
浮気したのを主人に知られる訳にはいかないので
言わないでくださいとお願いするしかなかったのです。
佐々木さんは私の身体を求めてきて
断れない私は受け入れる他なくて
昨夜、主人との営みに使ったベットで
佐々木さんに再び抱かれたのでした。
佐々木さんは前回と同じように
私を色んな器具で責め
主人とのノーマルなのでは味わえない
深い快感で何度も逝かされたのでした。
その日から毎週同じ曜日になると
佐々木さん訪ねて来るようになりました。
佐々木さんに言われ主人には内緒で
パートを休みにすると午前中からやって来ては
夕方に保育園に迎えに行くまで
私は佐々木さんの玩具でした。
主人に知られては困るから仕方ないの…
そう自分に言い聞かせるしかありませんでした。
数カ月も続いた頃
・俺達は夫婦だと言ってるから麻里奈は
抱かれるんだよ！
と意味が分からない事を言われて不思議に
思ってると知らない男性を連れてきて
私を抱かせたのです。
さすがに自宅に知らない人を連れて来られ
半ば無理矢理に主人との寝室で抱かれ
佐々木さんに撮影され私は佐々木さんに
別れを切り出しました。
佐々木さんは許してくれる訳もなく
・別れるのなら主人だけでなく近所にも
動画をプレゼントするよ
というのです。
どうする事も出来ない私は全てを受け入れるしかなくて
毎週と言ってもいいほど知らない人を
連れてきて時には2人同時もありました。
佐々木さんが言うには
・男性達は遠い市の人だから安心しろ
とは言ってたけど一度だけ佐々木さんが来ない日に
自宅前で待ち伏せされ困った事もありました。
もう何人の男性が自宅に来たのか分からないほどで
遠い市の人とはいえネットなどで噂になるみたいで
番地まで晒されたようでして
声を掛けられる事が増え
ついに主人の知り合いから主人の耳へと
噂が入ったのでした。
問い詰められた私は打ち明けるしかありませんでした。
ただ佐々木さんとの浮気だけしか言えなくて
それ以外は話せませんでした。
佐々木さんとは主人が弁護士を通し話しがつき
2度と会う事はなくなり
主人も許してくれて普通に暮らしてますが
噂は消えた訳ではないので
今でも時々知らない人に声を掛けられることが
あります。
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