早朝は涼しく感じられるようになりました。
また少し書かせていただきます。
お兄ちゃんから初めセックスをしてもらい、次の週末にお兄ちゃんの家に行くのには、かなり躊躇いがありました。
それだけ初めてのセックスは肉体的な痛みが強かったんです。
お兄ちゃんは好きだし、好きな男女はセックスをするもの、セックスはしてるうちに気持ち良くなる、そう教えてもらって自分でも分かっていた筈なのに、あの身体が裂けそうな痛みと長く続く違和感は、私を消極的にしました。
結局次の週末、お兄ちゃんの家には行かないことにして、母に「体調が悪いからお勉強は休みませます」とお兄ちゃんの家に電話してもらいました。
でも今度は、お兄ちゃんに嘘を言った、お兄ちゃんは私とのセックスを楽しみにしてる筈、お兄ちゃんをがっかりさせた、等罪悪感に捕らわれました。
最後には、私がお兄ちゃんの事を嫌いになったと思われるかもしれない、いえお兄ちゃんが私は愛する価値がない女の子とお申し出かもしれない、そしてお兄ちゃんも私を嫌いになるかもしれないと、どんどん悲観的な考えに捕らわれました。
自分の部屋で泣きそうになっていたら、玄関でお兄ちゃんの声がしたような気がしました。
お兄ちゃんの事で悩んでたから、お兄ちゃんの声が聞こえたような気がしたんだって、自分で思ってたら直ぐに母の、お兄ちゃんが来てくれたよと言う声がしたんです。
慌てて玄関へと駆け出そうとしましたが、私は病気で行けないって言ったんだと思い出し、部屋から出ずに母がお兄ちゃんに何と言っているのか聞き耳を立てて聞いていました。
母の「ちょっと元気が無いだけで、熱とかありません」と言う声の後、お兄ちゃんの「じゃあ、まさこちゃんの部屋まで行って良いですか」と言う声に、身体が固まってしまいました。
嘘がばれる!嫌われる!どうしよう?
私は自分の部屋でタオルケットを被って寝たふりをしました。
そこにお兄ちゃんが一人で入ってきました。
「身体は大丈夫?きついの?」
と優しい言葉を掛けてくれるけど、私は何と答えても嘘がばれそうで、黙ったままタオルケットから顔を出しません。
するとお兄ちゃんは、私の頭のところのタオルケットをそっと持ち上げると床との隙間から「セックス、かなり辛かったんだね。ごめんね」
と小さな声で言ったんです。
「今まで、まさこちゃんが可愛いし、許してくれてたから色々酷い事をしたよね。まさこちゃんはまだ小学生なのに。」
「もうこれからはあんな事はしないよ。普通の小学生だから、勉強を教えてあげたり、髪の毛を撫でたりって普通の可愛がり方しかしないから」
「それでも嫌いになったんなら、もうまさこちゃんの事を諦める。
これまであんな酷い事を耐えてくれてありがとう。」
そんな言葉を、小さく優しい声で言ってくれて、タオルケットの上から私の身体を軽く撫でてくれました。
私はどうしてもお兄ちゃんに答える言葉が出ないどころか、涙も出てきたんです。
お兄ちゃんのことも、お兄ちゃんがしてくれたことも嫌じゃない!
でも、すすり泣きするばかりで、声が出ないんです。
そしてお兄ちゃんが、「じゃあ、帰るから」と言って立ち上がろうとした時に、私は必死にタオルケットから片手を出してお兄ちゃんのズボンを握りました。
お兄ちゃんの「何?」と言う声に、「好き」とだけやっと言えました。
ありがたい事に、それでお兄ちゃんは私の気持ちを分かってくれたようでした。
タオルケットごと私の身体を畳から抱えお越し、私の顔を出すと額と頬にキスしてくれたんです。
それから「元気になったら、また来るから」とだけ言って部屋から出ていきました。
私は今度こそ本当にタオルケットの中で大泣きしました。
次の週末には、母から習って作ったお菓子を持ってお兄ちゃんの家に行きました。
お兄ちゃんは「今日はエッチはしなくて良いから」と言ってくれたんだけど、私の方からお兄ちゃんに「縛ってほしい」「指とか中に入れても良いよ」「本当に嫌だったらちゃんと言うから、お兄ちゃんのを入れても良いんだよ」と積極的に言葉に出しました。
後でお兄ちゃんから、まさこちゃんのおねだりと言われて恥ずかしい思いをしましたが、その日は私もお兄ちゃんも辛い思いは全くなく、セックスも激しくは動かなかったけど、ちゃんとすることが出来ました。
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