子供の頃の話とは逸れますが、JKの時の話です。
JK1年の当時の私は、個人の居酒屋さんのホール担当として働き始めました。
慣れない接客業で沢山ミスしたり怒られたりして大変でしたが、店員も先輩も皆優しく、楽しく働いていました。
働き始めて2週間ほど経ってから、歓迎会をすることになり、話し合いの末、閉店後うちの店でやろうと決まりました。
私は、親のいない状況で大人の人たちと一緒に飲み会または食事会が初めてで、なんだか大人の仲間入りをしたような気持ちになりとても嬉しかったです。
店長は閉店時間を少し早めにしてくれました。それでも22時は過ぎてしまうため、時間気にしながらだと楽しくないでしょ、と飲み会後のことを気にかけてくれた女性の先輩の家に泊めてもらえることになりました。
親にも許可を貰い、ワクワクしながら参加しました。
閉店後、照明を落として少し暗くなった店内の座敷で飲み会が始まりました。お酒や未成年用のジュース、食べ物をテーブルに並べ、みんな楽しく飲み食いしていました。
日付超えたくらいになると、成人組がお酒にだいぶ酔ってきたようで、近くにいる女性の先輩たちへボディタッチをしたり、セクハラ発言をしたりしていました。
女性達は慣れっこなのか、はいはいと適当に流して特に拒否などはしていませんでした。
いつも怒られないのが当たり前なのか、ボディタッチどころか、胸を揉んだり、服の中に手をいれたり、胸の谷間に顔を埋めたりなどもしていました。
それを目撃した時、私はギョッとしてしまい(身内以外の行為は慣れていなかった)
きっと大人になるとみんなこうするのだろう、私もよくされるし、と気持ちを落ち着かせるため、御手洗に席を立ちました。
用足して席に戻ってから、自分のオレンジジュースを飲んでいると、なんだか体が火照ってクラクラしました。
なんだろう、とぽやーとしていると「まだ早いけどお酒も飲んでみたら?」と隣に座っていた男の先輩からグラスを手渡されました。
あまり回らない頭で「未成年だから」と断ろうとしましたが、皆やってる、うちのスタッフな未成年とか関係ないし、若いうちに慣れておいた方がいい。等色々丸め込まれ「そういうものか」と思ってグイグイお酒を飲みました。
ふと目が覚めると、見覚えのない布団で眠っていました。
ガンガン痛む頭とだるい体を起こすと、女性の先輩が横で眠っており、ああ先輩の家……そうか送ってもらったんだ……とぼんやり状況を理解しました。
子供の時の話とこの時の話はまた聞いてもらえたら嬉しいです
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