私が古本屋さんに行ったのは、姉が新しい写真を見せてくれた次の日曜日でした。
姉から「おじさんにちゃんと話してるから。今日は和ちゃんは縛ったりされないから」と言われましたが、私自身は姉の縛られたきれいな写真を見た時から、それに憧れる気持ちが自分の中にあるのを意識してました。
古本屋さんに行ったのは朝の9時ころでした。
おじさんが直ぐに奥の六畳の和室に案内してくれました。
本当にずらっと本棚があって、そこにいっぱいのアルバムが並んでいました。
表を閉めたおじさんがジュースとロールケーキを出してくれ、私に優しい口調で話しかけてくれました。
「寛ちゃんの妹さんだったのか。(姉は寛子と言う名前です)。お姉ちゃんとは違った可愛さだね」など言われると多少姉に対してコンプレックスを持っていた私にとっては嬉しく思いました。
その後、おじさんが何冊かのアルバムを広げて見せてくれました。
姉の写真を見せられるのかと思っていましたが、最初に見せられたのは白人系の女の子のものでした。
ほとんど胸が膨らんでない、多分私と同年齢くらいの女の子が縄や革、鎖などで縛られている写真。
中には森のような屋外で全裸で磔されてるものまでありました。
普通なら当時の私のような女の子が見たら「恐い」「気持ち悪くていやらしい」と強く感じるはずなのに、それとは違った魅力に引き付けられました。
おじさんが一枚一枚の写真を詳しく説明してくれます。
「この子は12歳」「これはお父さんから撮ってもらった写真」「この子はお母さんと一緒に写されてる写真もあるよ」と11歳の私には理解出来ない内容でした。
それでもその日に見せてくれた写真は、私に初めて見せると言うことを考えておじさんがあまり激しくないものを選んでいたそうです。
その後に姉の写真だけのアルバムも見せてもらいました。
前に見せてもらった写真と違い、女の子として一番恥ずかしい部分もあからさまに写された写真もありました。
でも写真の姉の顔は恥ずかしさはありましたが、嫌がってるようには見えませんでした。
さらに別のアルバムでは、海辺や森のような所で裸になっている写真までありました。
どれも「お姉ちゃん、きれい」と嫌悪感などではなく憧れるような写真ばかり見せられたんです。
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