また少しショーに出されていた時の事を書かせていただきます。
クラブで私達を縛る人は男女で四人ほどいましたが、今考えると皆上手だったと思います。
必要以上の痛みや後で障害となるような縛られ方はされたことがありません。
ショーに出され始めたころは皆恐い人と思ってましたが、一年くらいすると恐いなりにショーの時も少しでも私達の身体への負担を軽くしてくれる優しさと言うか気づかいもしてくれている事が分かるようになりました。
気づかいと言っても、縛っている時に小さな声で「大丈夫か?」と聞いてくれたり、浣腸を受けてる時に、やはり小さな声で「苦しいけど耐えるしかないのよ、しっかりね」と励ましてくれたりするくらいなのですけど、まだ幼い私にはとても励みになりました。
不思議なもので、そう感じ始めたら縛られたり責められたりする時に、自分の耐えられる範囲で少しでもその人の意に沿うようにしようと言う気持ちが出てきました。
後に主人から責めてもらえるようになった時に、主人に対して感じたのと似た感情だったのかもしれません。
全く別のお話です。
私はショーに出されて多くの人に恥ずかしい裸を見られました。
苦痛には慣れる面もありましたが、精神的な羞恥や屈辱感は慣れたようでも、ちょっとしたことでまた気が狂いそうなほどの苦しさを感じることがありました。
私が舞台で母と親子のレズをさせられた後、足をM字に縛られ晒されていると、後から私達親子と同じくらいの年齢と思われる女の人と男の子が全裸で引き出されてきました。
私達が楽屋で準備している時にはいませんでしたから、後になって連れてこられたのだと思いますが、その二人と一緒に出されるなんて全然教えられていませんでした。
母親らしい女の人も男の子も、顔の下半分は口を塞いでいる布で見えませんでしたが、目元はきれいな感じの人でした。
二人ともショーに出されることなど慣れてないのは直ぐに分かりました。
無駄な抵抗だけど、身体を捻ったり座り込もうとしたりして、その都度鞭で叩かれたり、千枚通しのようなもので身体をつつかれて脅かされていました。
司会の人から、母親はこのあと競売に掛けられて一週間奴隷とされると説明がありました。
さらに「息子も競売に掛けられたくなければ、この場で息子を射精させなさい」と命じられて縄をほどかれ、緊張と羞恥と恐怖で涙を流し続けてる男の子のあれを必死に手で弄っていました。
しかし男の子を射精させることは出来ず、罰として母親には浣腸をされ、さらに出せないように栓をされました。
代わりに私の母が男の子を射精させるように命じられた時に客席から「子供同士でさせろ」「娘にさせてみろ」と声が出ました。
それまで私は何度か大人の男の人のを口に入れられて飲まされた経験はありました。
ただこの時は相手が私と同じくらいの子供だった事で、たまらなく恥ずかしくて辛かったです。
しかし私の母から小さい声で「あちらのお母さんを助けてあげて」って言われて男の子のものを口に入れました。
その時は男の子も口を塞ぐものを外されていましたが、泣きながら「ごめんなさい、ごめんなさい」と言いながらも射精してくれました。
母親の栓が抜かれた後、その母親と私の母の二人が観客の人から責められる次第になり、私と男の子は縛り直されて楽屋に連れていかれました。
私は普段は楽屋で直ぐに縄を解かれたのですが、男の子は逃げたり舞台の母親のところに行かないようにするのを防ぐためか縛られたままでした。
壁にその男の子の学生服が掛けてあって、同じ市内の他の中学の私と同じ学年だって分かりました。
もう私より大きな身体だし、発毛もしてたけど、小さな子供のようにしくしく泣き続けていました。
床の上に裸で転がっているのが可哀想で上から楽屋にあったバスタオルを掛けてあげました。
その男の子に恋愛感情とかは全く感じませんでしたが、同じ境遇の同じ年齢なんだって思うととても他人とは思えなくなりました。
それで男の子の頭を動かして膝枕をしてあげたんです。
泣き止まない男の子の坊主頭を撫でてあげました。
ほんのちょっと、可愛い子供をあやしてるような温かい気持ちになりました。
この男の子を可哀想とか可愛いと感じる気持ちは、主人と結婚してから主人に対する思いやりと共通するものがありました。
逞しく頼りになる主人でも、時には病気や仕事の失敗で泣きたくなる時もあったようです。
そんな時、主人を慰めるのは、言葉より膝枕をして優しく髪を撫でてあげることの方がより効き目がありました。
そんな時は主人が「可愛い」と思いました。
ショーの時の話に戻りますが、 ショーが終わった後、その男の子の母親は本当に一週間の予定ですが売られてしまい、男の子は一人で家に帰らなくてはならなくなりました。
一人で帰っていく男の子の後ろ姿がとても可哀想でした。
家までの道を私は母の腕にしっかりしがみ付いて帰りました。
母から「男の子に膝枕をしてあげたってね。
優しい子になってくれてお母さんはうれしいわ」と言われて大変うれしく思いました。
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