また書かせていただきます。
エスエムは責める方の立場からは、奴隷の売り買い、人身売買に結び付きやすいのでしょう。
意思のある一人の人間を、その意思を無視して道具のように売り買うこと自体で興奮を覚えるようです。
責められる方でも、それを精神的な責めと受け止め受け入れる人もいました。
しかし私は愛情を感じられる人との関係を続ける、例えば夫婦でのエスエムの方が幸せに思えます。
貸し出し等も、あくまでご主人様の元に帰れると言う前提でないと、責められる方は快感などを一時的に感じたとしても、不安や恐怖のため、やがては性的な事自体に嫌悪を覚えて不感症や酷い場合には精神的な病気になることがあります。
私の知ってる貸し出し等もさせられてた女の人は、重症ではないものの鬱病になり、安定剤を処方されました。
貸し出しは一応本人の承諾の上ですることですが、人身売買という法律に触れる事も裏の世界では今もあるのでしょうね。
昔、クラブの楽屋で母や他の女の人が一冊の本を読みながら、何か話していました。
「恐いわね」とか「外国はやっぱりあるのよ」とかの話から、慌てん坊の私は外国の怪談オカルトのような本かと思い、母達がショーの用意のために本を置いたあと、手にとって見てみました。
紙の質も悪くも元々は外国語で印刷されていて、その行間や余白に多分翻訳したものと思われる日本語が手書きで書かれていました。
所々に外人の女の人の写真があり、その写真も服を着ているものも有れば裸のものもあり、普通の生活の中で撮された感じの写真もあれば厳しく縛られてるものもありました。
中には歳の若い女の子や幼い子供の写真もありました。
その時は日本語を読む暇がなく本を置いたのですが、1ヶ月ほどして時間のある時に楽屋でまたその本を見つけてゆっくり読みました。
それは外国の今で言う交際雑誌のようでしたが、恐ろしいのは交際のみでなく、人身売買の取引希望も載せられていたことです。
日本語で書かれた内容ですが正確に覚えているわけではありませんが
「40歳の主婦、子供一人出産、調教23年 、子供が家庭から出たので売却希望」
「35歳の母親と12歳の娘、娘は処女、高価買い取り願う」
「12歳と9歳の姉妹、共に処女、養子として買い取り希望」
など、あのようなショーに出されている私でも恐ろしい内容でした。
世間の方なら完全に虚構の中の事だと思ってしまうかもしれませんが、私や母が置かれていた当時のクラブでの出来事を考えたら、「こんなこともあり得る」と思ってしまう内容でした。
前の方のページには、一人息子が父親と相談して、父親が新しい若い女性と結婚できるように母親に性的な拷問を行い、無理矢理離婚届に署名させ、その後は母親を奴隷として使っていると言う嘘のような手記が載っていました。
ビキニパンツ一枚で後ろ手に縛られて息子と思われる若い男の人のあれを口に入れられているやや太って大きな乳房をした女の写真が載っていました。
確かに二人の顔や髪の毛の色も似ていていました。
まるで楽しいおもちゃを手に入れたような息子の顔と、疲れて諦めたような母親の顔が本物のように感じられました。
他にも裸の10歳の男女の子供が、鞭を持った若い男の人からアクロバットの調教を受けている写真や、映画で見るような奴隷市場で競り台に立たされている裸の母親とまだ8歳の息子、顔はきれいで上品そうなのに張りがなくなってぶら下がった乳房を晒して全裸で畑仕事をさせられている58歳の女の人。
写真だけでなく、日本語で書かれた説明を読むと、本当に恐ろしい本だと分かりました。
その夜に母に本を読んだ事を話して、自分達も売られてしまうのかと胸の中にあった不安を打ち明けましたが、母の「そんなこと、絶対にないから。お継父さんは貴女も私もとっても好きなの。」「手元に置いてるだけじゃなくて、自慢したいからクラブに行かせるだけ。大丈夫よ。」と抱き締めてくれました。
直接私のされたことの話ではなくて申し訳ありません。
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