カチャッ、と音がしました。「あれっ?」と振り返るとそこには、宅配屋のオジサンがまだ居てカギを閉めていました。
はっ?と思っていると、オジサンは両手を広げながら「お嬢チャンが悪いんだよ、そんな格好で出て来ちゃぁダメたよ」と近付いてきました。
恐くなり小包みを抱えて自分の部屋に逃げ込みカギを閉める間も無くオジサンは部屋の中に入ってきました。大きな声を出してもダメでした。
私がピアノを弾くため部屋は、防音効果のある作りにしてありました。
ジリジリと部屋の隅に追い詰められました。
オジサンの手がキャミの首の所を掴み、力任せに破れた時、勢いで倒れてしまいました。
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