その日の出来事があってから兄の事が怖くなっていました。
キスとか胸を撫でたりされるのは我慢できましたが、性器を触られたりましてや膣に指を入れられたりするのはものすごく怖かったし、私は兄の事を義理の兄だけど好きでしたが、男性として見たことは無かったと思います。
兄は私を義理だけど妹とは見ていなかったのでしょうね。
そんな事をあの女に話せるわけもなくて、児童相談所に電話で相談したら「お母さんに相談してみて」と言われましたが「母は再婚相手で兄はその連れ子です」と話すと「お父さんには相談できないの」と聞かれましたが父にはそんな相談なんかできないと思いすぐに電話を切りました。
時々ですが、朝に目を覚ますとパジャマのボタンが外れてたり、パジャマのズボンが少し下がってて、ショーツがは半分脱げかけてて性器の割れ目が見えるまでなって入ることもありました。
夜中に私が熟睡中に兄が来て私の身体を触っているのかも知れないと思い「お父さん、私の部屋のドアーに鍵とか付けて欲しいんだけど」と言っても「そんなの必要ないだろ」と言われて終わりでした。
小学生の最後の冬休みになってすぐの事です。
クリスマスツリーを飾りケーキと手作りではないけど市販のオードブルでパーティーをしましたが、私の心の中は嫌いな女と私の寝ている間に身体を触っているかも知れない兄と父とのパーティーはうわべだけ楽しそうに振る舞っていましたが、全然楽しくなかったし、作り笑顔の女が怖かった。
父と女はシャンパンやワインがすすんでいました。
女は完全に出来上がり、父に介抱されながら部屋に行き、後片付くは私と兄の二人でしました。
「困った母親だよな」とか「渚はあんな女になるなよ」とか言ってきましたが、私は「うん」と返事をするだけでした。
「先に風呂に入るわ」と言い残しキッチンを出ていき、私は残りの後片付くをしてリビング休んでいました。
「渚、お前風呂に入るよな」と聞かれ「この番組が終わったら入るよ」と言い兄の方に振り向くと全裸にバスタオル一枚を腰の辺りに巻いて立っていました。
バスタオル越しでしたが股間の所が盛り上っているのがはっきり確認できました。
平静を装いテレビの方に向きなおしました。
「了解」と言って2階に上がっていきました。
着替えの下着とパジャマを持って下りて、お風呂に入っていたら「俺の定規を知らないか」いきなりお風呂場の扉を開けてきました。
私は身体を洗ってる最中で泡だらけでしたが、兄の目は私の身体をガン見していました。
「知らないよ」と返事をしたのに「そかぁ、見付からなかったら、渚の定規を貸してな」と言っている間も私の身体を見詰めていました。
お風呂を上がり私の部屋に戻ると一気に疲れが出たのかテレビを見ながら眠ってしまいました。
眠りから無理矢理に起こされ様な感じが身体に感じて目を覚ますと、テレビの明かりに照らされた兄が居て、私の着ていたパジャマは全部のボタンが外れてTシャツは首もとまで間繰り上げられてて、パジャマのズボンもショーツ脱がされてて兄の素肌が私の両足に感じました。
「いやぁ」と言うのが精一杯でした。
次の瞬間にこれまでに感じたことない痛みが身体に走り「痛いよ、やめてよ」と言うと兄は手のひらで私の口を塞ぎました。
痛みは兄の動きに合わせて、徐々に範囲が狭まり股間の辺りに集中し始めていました。
長い時間の様に感じましたが、「気持ちいい」とか「これが膣の中なのか」とか独り言を言っていましたが「うっ出る」と言うと兄の動きは止まりました。
私は天井の壁紙の星空を涙を流しながら見詰めていました。
兄が私の身体から放れて「ゴメン」と言い残すと私の部屋から全裸のまま逃げて行くのが見えて、後ろ姿が間抜けに見えました。
その間抜けな光景を見ながら、なぜか私は笑いながら泣き続けていました。
ジンジンとした痛みの中で股間に広がる冷たさに手をあてると、ヌルヌルした物が手について気持ち悪さでベッドから立ち上がると、足に伝って床に落ちました。
部屋の明かりを点けると、所々に赤い染みや水が垂れた様な染みがありました。
私は足にも赤い物が伝った跡があり、ティッシュで拭うとベットリと付いて血だと分かりました。
ヌルヌルした液体が兄が出した精液だと分かりました。
ベッドのシーツには赤い私の血の染みと兄の精液の染みが広がっていました。
シーツの濡れている所をティッシュで拭っても染みは消えませんでしたし、脱ぐって居る間にも私の中から流れ出してる物が脚を伝っていました。
シーツを剥ぎ取り、濡れているマットレスをドライヤーで乾かして、新しいシーツに代えました。
まだまだ私の中から出てくる液体をナプキンをしてからベッドに横になりましが、眠れるはずもなくて朝まで不安で起きていました。
いつもの様に振る舞うつもりでしたが、辛すぎて無理でした。
女は父を送り出してリビングでくつろいでいました。
いつもの様に自分でご飯やお味噌汁よそい、食べて洗い物をして片付けてから自分の部屋に戻りました。
ご飯を食べている間には女とは一言も交わしませんでした。
宿題を済ませてトイレに行くと、ナフキンには血滲んでて少し薄い黄色い物も滲んでて嫌だった。
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