おじいちゃんは少しお休み(笑)なにしろ歳ですから(^o^)
健さんが「ちょっと家に寄る」と言いました。「え、戻るの?」「いや、自分の」「え、健さんのおうち?行きたい行きたい」
健さんが借りている家は叔母の処から二つくらい先の町内に在りました。私はたちまち気を変えて、「健さんのおうち、上がりたい」と強請ります。健さんは「散らかってるよ」と言いつつ通してくれました。女子の常として早速私は家探ししてしまいます(笑)
風呂場や勝手をのぞき周りやがて六畳間の押し入れが目に留まりました。「ここは何?」そう言って手をかけると、健さんは「あっ、そこは!」凄く慌てています、私は構わず勢いよく開けてしまいました。たちまち中から本が雪崩落ちてきました、座敷に散らばります。「あらら、エッチな本がイッパイ」思わず声を上げるほどエロ本ばかりでした(笑)
一冊取り上げると、健さんは慌てて取り返そうとします。私は逃げながら「あ~エッチ」と声を上げて本を手放しません。畳んである布団のところでとうとう捕まります、あるいはわざと捕まえられた(笑)
布団に腰掛けて「見たい、見ちゃう」、「ダメ、子供は」と健さん。「でも見ちゃう、健さん一緒に見よ」。その言葉で健さんも仕方ないなという感じで私に並んで座りました。その本のグラビアは全て裸の男女が絡んでいるものばかりでした。男の身体に脚を開いた女がしがみついています。まるで祖父に開脚抱っこしてもらっている私のような。私は眺めているうちに「変な気持ち」になってしまいました。目を上げると健さんと見合ってしまいました。思わず見つめ合い「健さん」と感情を込めて言ってしまいます。「美帆ちゃん、」健さんが応えどちらともなく抱き合ってしまいました。
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