最初に手記を書いた、「匿名希望」です。
ご意見をくださった多くの方々、ありがとうございました。
本当ならお一人おひとりにお礼申し上げるべきですが、掲示板の性質上、
この場で謝意をお伝えする形でお許しください。
ご意見をいただきたいという私の立場としては、状況を理解していただく
ために、あった出来事やその折々の自分の気持ちなど、できるだけ包み隠さ
ずに書きました。
その一つひとつを捉えて細やかに分析してくださる方も多く、本当に感謝
しています。
お蔭様で、自分の行動を客観的にみることもでき、自己矛盾や自分の問題
点などにも目を向けることができつつあります。
いただいた多くの意見、いろんな意見、違いがあって当たり前ですが、本
当に参考になりました。
実は、夫にはやはり話したほうがいいと思いつつあったのですが、いろん
なご意見を読んでいるうちに、夫には話さない、うまく言えないけど隠すと
いうのとはちょっと違って、気がつかないようにするというのが、夫に対し
て私がするべきことかなと、思えてきました。
でも、事態は動き出しました。
今日(日付けが変わったから、昨日ですね)夫から、「健太郎と何かあっ
たのか?」と電話がありました。
健太郎が何か言ったのか、夫のほうから察知したのかは分かりませんが、
夫も何らかのことがあると気づいてしまったようでした。
私は、電話では話しきれないから、と、もしも夫に話すならこの方法しか
ないと思ってあらかじめプリントアウトしておいた最初の手記を、ファクシ
ミリで送りました。
包み隠さず書いたことで、夫にすれば驚く内容もあったと思いますが、削
除してまたあとから行き違いになるよりは、と思って、そのまま送りまし
た。
それでも私は貴方と暮らしていきたいから、こんな私でよければ迎えに来
て欲しい、と書き添えて。
そして先ほど、夫からまた電話がありました。
「俺にも責任の一端はあるから、最終的にはお前を受け入れるつもりでい
る。でも、今は動揺しているから、迎えに行くのはしばらく待って欲しい」
と。
私は、最悪の結果もあり得ると思っていたので、取り敢えずはやり直すチ
ャンスを残してくれた夫に感謝しました。
でも、なおさら思うのが、自分自身の持つ怖さです。
私がしたような仕返しを、女性がするはずがない、というご意見もありま
した。
私としては、力任せ、人数任せで女性を自由にしようとする先輩たちが許
せず、絶対に好きにさせない、負けないという気持ちでした。
そして、彼らの行為があっけなく終わったことで、パニックやショック状
態になる間もなく、調子に乗って大人をなめると痛い目に合うということを
彼らに思い知らせてやりたくなりました。
オナニーをしてみせたのも、そのときは、大人というものを思い知らせ、
彼らをやりこめることに、追い討ちをかけるつもりだったのです。
でも、確かに女性の誰もがする仕返しではない、普通の女性ならしないこ
とですよね。
私が怖いのは、怒りの感情からとは言え、普通ならしないことまでしてし
まった自分自身です。
でも、よく分からない漠然とした不安にかられていても仕方がないので、
夫がいつ迎えに来てくれるのか、本当に来てくれるのか分からないけど、で
も与えられたやり直しの機会を大切にしたいと思っています。
そして、夫が来てくれそうになかっても、一度は会って、きちんと謝ろう
と思っています。
健太郎には、次に顔をあわせたそのときから、毅然とした態度をとるつも
りです。
どんな言い方をすればいいかまだ分からないけど、この3年間、そしてこ
の一週間、私がつらかった気持ちを伝えようと思っています。
3人の先輩にも、会って話をしようと思います。
自分の非を詫び、健太郎が呼び掛けたことも分かっていると言ったうえ
で、それでもあなたたちがしたことは男として人間として、恥ずべき行いで
あると、言おうと思います。
彼らが女性だけでなく、ほかの誰にも思いやりを持てる大人になってくれ
たらいいけど、そこまではちょっと分からないけど。
もし話がこじれるようなら、親御さんを交えて話すことも、今から覚悟し
ておこうと思っています。
私や私たちの未来がどうなるかはまだ分かりませんが、取り敢えずはやり
直せる、一縷の望みを得ることができました。
夫に感謝し、いろいろご意見をくださった皆様方に感謝しながら、月並み
ですが、私なりに頑張っていこうと思います。
最後になりましたが、まりさん、私自身にそんな気持ちがあった訳ではな
いと言っても、結果的に不快な思いをさせてしまって申し訳ありませんでし
た。
まりさんのご意見も、私のことを考えてくださった結果だと思っていま
す。
ありがとうございました。
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