見てくれてる人いたんですね。遅くなりすぎて報告できないなって思ったたんですけど、待ってくれてる人がいるなら報告します。
もう大昔の話みたいになりますが、1回目の緊急事態宣言が明けた頃の話です。本当に大昔の話ですね。
約束していた2回目の飲み会が開かれました、
メンバーは前と同じです。
PさんOさんGさんの3人と美穂さんに私です。
他の人に知られるのは全員がなんとなく避けていましたが、その日が近づくと、3人の男性からは楽しみや、ドタキャンは禁止やでとか、仕事中にさりげなく言ってきました。私は結局断れなくて、参加してしまう自分の意志のなさを嘆いていましたが、エッチな想像が頭に浮かんで、諦めなのか覚悟なのか、それとも期待なのか自分でもわからない感情がモヤモヤしていました。それに彼氏に対しても大きな罪悪感がありながら、変に断ってPさんとかが彼に前の事バラされたくなかったらとか、そんな事言われたらと思うと、それが余計に断れない理由になっていました。
当日はPさんのリクエストでスーツ、それもリクルートスーツみたいな。私達が普段まず着る事がないので、Pさんや私からすれば実質コスプレという感じでした。美穂さんは普段からかっちりとした服装だけど、女性らしい服装みたいなイメージが強いのですが、その日はパンツスーツでした。これもリクエストだったみたいです。
5人で行ったのはよくある居酒屋でした。宣言は介助されていたけど、かなり早くラストオーダーになる状況だったので、まだ夕方の明るいうちからお店に入りました。家族連れとかもいる時間帯で、エッチな空気にならなさそうで、ほっとしながら期待外れな不思議な感覚でした。4人がけのテーブルが2つ並んだ簡易な個室みたいな席に、2人と3人に分かれて案内されました。今はもう懐かしい密対策でした。私はGさんと向かい合わせ、残り3人は隣でした。テーブルの距離はそれほど離れていなかったので、会話にはそんなに問題ない感じでした。それよりも、目の前のアクリル板の方が邪魔なくらいでした。
さっそくお酒や食べ物を注文して、久しぶりということで乾杯しました。みんながお互い探り合うみたいな仕事の話とか始めた時に、美穂さんが「そんな話どうでもいいくせに、もっとちがう話しにきたんじゃ無いの」とあっさり言い出しました。3人の男性は「さすが」「わかってるやん」「いきなりやな」とか言いながら、本題に入れたのが嬉しいみたいな気持ちが顔に出ていました。
美穂さんが「今日も初めに約束決めますね」「今日の事は絶対誰にも言わない、普段も今日の話はしない」「動画とかを撮るのは私だけ、これは誰かが約束破った時にその人を攻撃するため」とテキパキと説明していました。私は話の展開の早さに呆気にとられた感じで、ほぼ思考停止していた気がします。
男性達は「大丈夫、絶対約束は守るから」「俺らだってヤバいのは同じやし」とか言って盛り上がっていました。美穂さんはニコニコしながら「じゃあ今日何したいか妄想ゲームしましょ」とか言い出しました。どんな事したいか、おじさん達が自分の妄想を言って、それが面白そうなら実際にしてあげる的な話でした。却下かどうかを決めるのはなぜか美穂さんみたいなルールでした。
Oさんが「2人とやりたい」といきなり言いましたが、美穂さんは速攻で却下しました。理由はこんな時間帯にこんな場所で下品で品が無い言い方で、ストレート過ぎて面白くもなんとも無いから、でした。
その後も「入れたい」とか「抜いてほしい」とか色々言っていたけど、全部同じような理由で却下になってました。「結局全部却下って話やん」と3人が言い出したら、美穂さんがバックから箱を出して、テーブルの上に置いて「これが私の今日の気持ちやけど」とニコニコしながら言いました。私でも見たら何かは分かりました。コンドームでした。男性はマジか、俺も持ってきたとか、はしゃいでいました。
「本気でしょ」「だからもっとそういう気持ちにさせる提案してくれたらちゃんとこたえるのに、ねえ野村さん」とまたニコニコしていました。私は「今日はそこまで考えてきて無いよ、なんとなくきてしまっただけやから」と言ったけど、周りは「前あそこまでしてそれはないで」と突っ込まれるだけでした。
「それやったら飲んでる間シャツのボタン2つ外してよ」とPさんの提案に「そういうのは凄くあり」みたいに美穂さんがニコニコ答えていました。
「じゃあ他には」と美穂さんがもっと要求すると、またPさんが「前の感想聞きたい」と言い出しましたと思います。
「その2つ採用」「お料理来たらスタートね」と美穂さんが言うとGさんが「ボタンは来る前にお願い」と言ってきました。
「それはちょっと無理、却下」と私は言ったけど、美穂さんが「その方が楽しい?」と聞くと「うんうん」と3人が頷きました。美穂さんは黙ってブラウスのボタンに手を掛けて「じゃあまず1つリクエストに応えます」と言いながら外し始めました。みんな美穂さんに注目していました。美穂さんは恥ずかしそうにしていたけど、あの時みたいなエッチな顔になってきていました。やっぱり美穂さんはMなんだ、こうされると興奮が抑えられない人なんだ、どんどんエスカレートする。そう思うと、私の方も不安が膨らむのと同時に、興奮してきている自分に気付きました。
ボタンを2つ外した美穂さんは、実際にはそれほど胸元が開いているわけでもないのに、元々胸が大きいせいか、凄くセクシーと言うか、エロっぽい感じになっていました。「おー!」みたいな声をあげて「ちょっと屈んで」「もう1つボタン外して」と言う声を無視して「焦り過ぎ」とニコニコしていました。でも最初の笑顔と違って、色っぽいって言えばいいのか、エッチな感じの笑顔になっていました。
そうしてたら料理が運んでこられて、飲み物のおかわりとかも注文してました。「野村さんは何ましなかったけど、みんなそれでいいの?」その一言でみんなの視線が私に集まりました。
「罰ゲームやろ」とPさんが言いました。「私はちゃんとしたのに、野村さんはズルくない?」そう言われて私もボタンを外そうとしました。でも美穂さんが「それはもう遅い、私は店員さんの前で恥ずかしかったんだから、野村さんはボタン外すだけやったら不公平じゃない?」と言われました。「それはタイミングが悪かっただけやから、、、」と言っていると「ブラ外してノーブラ」とOさんが言ってきました。「それ採用」とすかさず美穂さんも。
まだ6時代でした。家族連れのお客さんの声もする店内で、それはちょっと無理だと言うと、美穂さんも「流石に無理やと思うから今からトイレで外してくるか、あの子供連れの客さんが帰ったらここで外すか、選んでいいよ」と言っていました。私はみんなの前では無理だと思ったので、トイレで外してくることにしました。今日もこのままこの空気にズルズル引っ張られるんだ、結局断れないんだと、そう思いながらトイレに向かいました。
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