コメントありがとうございます。すでにお察しのよい読者の方がいらっしゃるようで、親族経営まさにその通りです。
詳しくは書けませんが、このY主任は経営者である一族の縁戚ということもあり、セクハラ程度の事では解雇にならない立場の人だったのです。むしろ、嫌ならいつでもやめていいよ。という感じでした。
このY主任のセクハラの方法は3種類あり、1つ目が視線によるセクハラ。そして二つ目が言葉によるセクハラ。そして最後に身体的なセクハラでした。
しかもこのY主任のセクハラ行為を黙認、いや擁護しているグループもあり、そのグループは、なんとか経営者一族に取り入って自分たちの評価を上げようとする40~50歳くらいを中心とした女性のグループの事です。
このグループは社員、契約社員という立場の人たちで、評価つまりそれがボーナスや給料に直結する人たちの事です。
このグループの人たちは、仮にだれかがY主任にセクハラをされても「誰それがY主任のやり方を批判してる」といって、Y主任に密告したり、あるいは新人だからこそ避けれない失敗を、あたかも怠慢によって大きな失敗をしたかのようにY主任に大げさに報告する輩がいるのです。なぜそんな事をする輩がいるのか。それは簡単な事でありY主任がそういう輩が報告という名の密告を推奨している人だからです。
私が最初に感じたのは、まずは視線によるセクハラでした。それは梱包の作業の時には割と大きな高さ2メートル 縦横80センチくらいの四角い段ボール箱を、上から下にサランラップのようなものでぐるぐる巻きにしていく作業があるのですが、これは上部を梱包するのに脚立を使うのです。その時、2人1組で脚立をささえる人、そして上に上る人の2人がいるのですが、Y主任はいつも下で脚立を支える人になっているのです。
結果、どういう事となるか簡単な事ですが、Y主任が凝視する目の前で、あのサイズの小さい作業着で脚立に乗り降りしなければならないので、作業服を着てるといっても、Y主任の目の前では、普通に生活する上では自分の主人の目の前でもしないような足腰の動かし方をする事になります。
まぁきっと下着のラインとか、お尻の形を見て楽しんでいるのでしょうけど、やられているほうは決して気持ちのいいものではありません。これが最初の視線でのセクハラでした。
その他には、私がトイレに入ったら、例外なく後を追いかけるようにY主任もトイレに入る。なぜかというと女子トイレと男子トイレの大便器が壁一枚隔てて隣接するような作りになっており、また工場という場所の特徴で薄っぺらい壁になっているので、噂によればY主任は男子トイレで壁に耳を当てて聞き耳立ててるんじゃないか。っていう話もあります。
そういった視線によるセクハラで相手を見定めていっているのかもしれませんが、そうなると今度は言葉によるセクハラが同時進行で始まるのです。ですが言っている事も非常につまらないもので、(季節は夏なので作業着のジャケットはきませんから)前かがみになった時に作業着からはみ出た下着を見て「お、今日は白かw」とか「麻衣香さんはTバックとかはく人?w」とか言ってきます。
すると言われているコッチもだんだんとめんどくさくなってきて、適当に「今日は白ですね」とか「Tバックはたまにですかね」とか、適当な返事をしたくなってくるものなのです。
しかし、そのハッキリしない姿勢が逆効果で、気が付けばY主任に気にいられたのか、月~金まで梱包チームに入れられることになり、ますます状況は泥沼化していきました。
しかし、今でこそ冷静に過去を振り返っていますが、この当時は精神に不調をきたす位この会社がイヤでしたが、私事の都合で仕事を辞めたくても辞めれる状況ではなかったのです。(今ではこの私事的問題は解決しました)
気が付けば私もこの環境に汚染され、のどから手が欲しかった「仲間」というものも、結局のところ毎日のように顔を合わすY主任を擁護するグループになってしまうのは時間の問題でした。
その悪化する状況を少しでも軽いものにしようと、例のグループに歩調を合わせて、私も他の同僚の事を悪く言ったり、密告したりするようになっていたのです。つまり私は汚染されていったのです。
以上が入社から3か月目に入ったころの話です。
入社3か月目からは仕事も問題なくこなせるようになり、会社での飲み会等にも誘ってくれるようになりました。ただしY主任擁護グループからでしたが。
同じ穴のムジナ。その数名が揃って帰りに居酒屋に行ったときの話です。私はY主任から社会通念上、あってはならない取引を求められる事になったのです。
それは居酒屋でY主任の奢り。という事で食べて飲んでしたその1次会の終わりに、(多分、Y主任は狙っていたんだと思います)「二次会は各々別々でやろう。どうせAとBは一緒にいつもの店いくんだろ?じゃ俺は麻衣香さんと組むわ。新人にしかわからない目線での会社の改善点とか聞きたいし」
すると「みんなで一緒に行けばいいのに~」というオバチャンもいましたが、Y主任は「だから、お前らがいたら麻衣香さんも本音トークできないだろw」
という、あたかも新人である私から悩みを聞いたり、会社への要望を聞いたりするという建前で、数名のグループは分かれたのです。
そして私はY主任の強い勧めでカラオケ(なぜカラオケなのかこの時点で怪しい)に行くことになり、
Y主任と2人でのカラオケでの2次会が始まったのです。
カラオケに入るとY主任は「ここからは俺の財布で出すから気にしないでなんでも頼んで」と自分で言い、それから各種酒類やおつまみ類等を注文し始めたのです。
2次会にY主任と行くと決まってから私には儚い計算がありました。というか、その計算をしている時点で自分がどうかしてしまっている事を悟るべきでした。
正直に申し上げますと、Y主任に「認められさえすれば」会社でも自分の立場も安定する事となり、先輩はいつでもNoと言えるけど、新人はどんな事でもYESと言わなければならない弱い立場を脱却できるのではないか。なんて考えていたのです。
そんな中、ソファーに座ってY主任と肩を並べて歌を歌っていくうちに、Y主任は時代遅れの恋愛ソング等を歌いだし、調子にのって私の肩に手をまわしてきました。(ほんと昭和時代ですね)
その程度の事は私も覚悟の上だったので気にせずにいたのですが、肩から腰。そしてふともも。という具合にY主任の手は触れる場所を変えていったのです。
そして触れている右手が、軽くマッサージするような感じでモミモミするような軽い動きに変化しながら、ゆっくり、ゆっくりと足の付け根のほうに上がってきたのです。
私は(ここさえ耐え抜いたら大丈夫)という、いったい何が大丈夫なのかしりませんけど、とりあえず耐える事にしたのです。言い換えれば「やめてください!なにをしてるのですか!」と言える立場ではなかっただけなのですが。
そしてY主任の手が、とうとう足の付け根に到達し、右手の小指が軽く、私のアソコに触れたりする段階までやってきました(私はスキニージーンズをはいていました)
その段階になって私はやっと初めて、本能的ではありますが、左手でY主任の手首をつかむような感じで上から握る事にしたのです。
するとY主任は「いやか?嫌ならいいぞ」と歌を歌いながら演奏の合間に私に言ってきました。私は「いやです」というのが怖くてというか、言ったらさらに会社で過酷な状況に追い込まれるような気がして本心でもなく、「そんなじわじわしたらホットになりますってww」等と、笑いでごまかそうとしている自分がいたのです。
Y主任は「今夜は無礼講でwww ささ飲もうww」とか言ってました。
Y主任が私の左足の付け根の際どいところを手でマッサージするようにモミモミする、そしてその手を私が自分の左手で手の甲にかぶせるように手を添える。歌を歌いながらそんな状態が続いていきました。
すると、、Y主任はとうとう、、、ダイレクトに手の指4本で私の股間全体を掴んでくるような形となりました。そんな状況になっても、まだ私は自分の手でY主任の手の甲に少し力をいれて添えながらつかむ、、ような事しかできませんでした。
その状態で5分、10分、これほど1つの歌が長く感じた事はありませんでした。まるで電車内で痴漢をされて声が出せないでいる女の子のような感じでもあるし、また手拍子をしたりサビの部分をハモったり、あくまで「相手に合わせている」という、ホステスのような状態だったのです。
結局、その相手に合わせているという煮え切らない姿勢が、Y主任にとっては「合意している」という態度に捉えられてしまったのです。
Y主任は左手でマイクを持ちながら、右手の指を器用に動かし、スキニーのヘソボタンを外してきたのです。そしてチャックをじりじりと下に下ろし、、Y主任はディスプレイを見ていましたが、私が自分の股間を見るために目線を下げれば、あきらかに不自然にスキニーのチャックが広がり左右に広がって、下着の一部が見えていました。
するとY主任はすぐに、さっと勢いよく右手をスキニーの中に忍び込ませてきたのです。
(やられた・・・・)という短い言葉が私の脳裏をよぎりました。
さらに主任の手は、ぐっ・・!と力を込めてより中へと侵入し、、私は下着ごしではありましたが、アソコの部分を主任の指で布一枚隔てて触れられる事になってしまったのです。
そしてさらに、この後の私の態度もよくありませんでした。もしかしたらカラオケルームに防犯カメラ等が設置されているかもしれない事を懸念して、私みずからがカラオケの歌本を広げ、主任の攻めの手の上に置いて、もしカメラがあった場合でも直接は映らないような仕草をしていたのです。まるでこれでは、容認しているようなものです。
主任の指は私のクリトリスを中心にアソコ全体をさすっていました。すると自分の意思とは裏腹に、いい年した三十路女が、カラオケという場所、相手は上司、お酒の勢い、そして日頃の欲求不満もあったのか、少しづつ感じ始めていたのです。
すると自然と声も出そうになってきました。主任は横から「湿ってきてるね」とつぶやいていました。そして主任の手、いや指は私の下着からすべりこむように直接、アソコに触れる事になり、それからはずっとクリトリスだけを狙い撃ちにしたような感じで触られてしまったのです。
この状態になってからは、主任もいつしかマイクをテーブルに置き、ただ私を攻めるだけになっていました。カラオケの新曲紹介とかの映像が流れるだけで、他は何もない静かな環境の中、、ただ私のあえぎ声だけが小さく部屋を響かせていたのです。
主任は言いました「ホテル行こうか」
すると私は「はい・・」と答えていたのです。
もう一度書かせていただきますが、カラオケという場所、相手は上司、お酒の勢い、そして日頃の欲求不満、そして この場を攻略すれば、きっと私も会社ではグループの上位になり、命令されるだけの立場から脱却できるだろう。 という、はかに計算でした。そしてその計算に至った思考回路は、仕事のストレスで精神虚弱状態になっていた。と言い訳させていただければと思います。
続く
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