エピソード11 親子キャンプ Ⅰ
キャンプを前に大型スポーツ用品店に行き 浮き輪や水中間メガネ
それに水着を買いました。妻はライフセイバーがきる様な露出の少ない物を
買っていた。
キャンプ当日は小学校に集まり、マイクロバス一台とワゴン車3台に分かれて乗り込んだ。
私は面識もある凛ちゃんのお父さんとワゴン車に乗った。
妻や婦人会のメンバーと男の子たちの大半はマイクロに乗っている、
勿論 清志さんも一緒だ。
もう一台のワゴンは女の子がかたまっている。
高速のサービスエリアでトイレ休憩した時に
マイクロから降りて来る見た事無い中学生くらいの男の子たちに気が付いた。
トイレでこっそり、清志さんに聞いてみると加藤夫人の長男(秀人)とその同級生二名だそうだ。
「あの~もう何か始まってるんですか?」と聞くと
マイクロ内では何も起こってないらしい。
海に着いて間もなく着替えを終えた私の所に来た、
貴重品を一緒にしておいて欲しいとの事
(あれ?)
水着の上にTシャツを着ているが
少し見え隠れする下腹部から かなりのハイレグと想像出来る。
「あれ?水着どうした?」
と聞くと
「水着忘れちゃったんで翔矢くんのお母さんから 借りたんだよ・・」
と言っていたがそんな訳はない。
既にイジメは始まっていました。
私は皆と別行動をとり 常に妻が見える様にブラブラしていた。
妻は一樹と膝位の水位の場所で遊んでいましたが、
高学年グループが来て浮き輪を付けて少し深い方に移動していきます。
妻はTシャツを脱ぐつもりは無いようです。
かなり私との距離がありハッキリとしたやりとりは判りません。
肝心の清志さんも接近できていません。
妻を含め7つの浮き輪が密集した状態です。
(清志さん行ってくれ!)
心の中で叫びました。
やがて浜辺でバーベキューが始まり
私も火を熾したり男衆は手伝いで妻から目を離してしまいました。
私は肉焼係で火元からはなれられません。
すると
(あ?清志さんが居ない)
でも一樹も居ません。
(一樹が一緒なら無茶は出来ないか?)
既に股間はムズムズしてきました。
皆が大体食べ終わる頃、清志さんや高学年が戻ってきました。
(あ~あ~・・・)
妻を見るとTシャツもびっしょりで見せたくなかった中の水着がスケスケでした。
競泳水着?いやレオタードだと思う
妻は「濡れちゃったー」とTシャツを引っ張って透けない様に
必死に気遣っていますが
Tシャツの裾から透けた陰毛がはっきり確認できます。
競泳水着ならあんなにハッキリ透ける訳は無いと思います。
それを見ていた一番危険な男は初対面の中学生達だった筈です。
食事を終え
今度は後片付けをする私を他所に
午後は妻の周りには男の子だらけです。
一緒に後片付けをする加藤夫人たちが
「お綺麗な奥さまは若い子に大人気ですね~」
と皮肉を言ってきた。
バスローブまで羽織って・・・・
(そんな水着に日本の海で着てる人いないわ)と言うほど派手だった。
その後
妻を探して廻ったが見つかる事無く夕方になり
バンガローに移動した。
6棟に分かれたバンガローに部屋割りを渡され荷物を運びこむ
男女別に大体なっている
「男性陣は先お風呂に入って来てください」と言われ
他のお父さん方と敷地内のお風呂棟に行った。
鈴木さんの奥さんも女の子たちを連れて一緒に向かった。
結構設備のいい大浴場でした。
私達が風呂から上がり、バンガローに戻る最中
妻達とすれちがった。
妻と男の子全員の一団でした12~13人の子供たちを連れてお風呂に
向かっていました。
少し距離をおいて清志さんとすれちがいます。
(あ!)
私はバンガローに着いてから急いで風呂に戻った。
恐らく高学年の男の子まで女湯に入っている筈だ。
息を切らしながら風呂棟に、
女湯に外から近づき 中の音に耳をすますが何の音も聞こえない?
遠くから子供たちのはしゃぐ声は聞こえる、
(まさか?ちゃんと男女別は入ったのか?)
男湯の脱衣場に入ってみると 足元に散乱する靴の中に妻のサンダルが在る!
一気に緊張と興奮が私を支配する。
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