「あの中に大地が気になる子が居るかもな」と武志は言ってて「どの子かしら」と言ってたら、大地が私達の所に来て「親父・お袋、野球部の後輩達が、カラオケに行かないかってて誘われたんだ行って良いかな?」と聞いて来て「良いぞ?あんまり遅くなるなよ」と武志は言ってて「分かった夕飯には帰るから」と笑い、大地は私達に荷物を渡し、野球部の仲間の所に行っちゃいました。一人の女の子が私達にペコッと頭を下げてて「あの子かもな」と武志は言ってて、私は嬉しそうに走って行く大地の背中を眺めてたら「寂しいか?」と聞かれ「大地は…兄弟の中で一番の甘えん坊だったし、中々私のおっぱいから卒業できなかったし、一番手のかかる子だったから、凄く寂しいかな」と言ったら「ナオミには俺が居るだろ?」と言ってくれて「そうだね私には武志がいるもんね」と私は涙を拭きながら言ったら「さ!家に帰ろ?」と言って、私の手を握ってくれて「うん帰ろ?」と私達は家に帰りました。家に帰って里美は「ア~ア母さんったら目が真っ赤だよ?卒業式で泣いたんでしょ去年も泣いてたもんね」と里美は呆れながら心配してくれて、私はエヘヘと笑って誤魔化しました(笑)
夕方に大地は帰って来て、何と!第二ボタンはありませんでした(笑)里見と智は「誰にあげたんだよ」と聞いてて「秘密だ!」と大地は絶対言いませんでした
夕飯を食べ終わると大地は急に立ち上がり「俺から皆に言いたい事がありますまず親父…俺の苦手な教科を見てくれてありがとうお袋…何時も夜食を作ってくれてありがとう兄貴と里姉…色々相談に乗ってくれてありがとう
それから…珠樹とお婆ちゃん、学おじさんお守りを買ってくれてありがとうお陰で無事に高校に入学が出来ました勇気…俺にオカシやジュースを色々差し入れしてくれてありがとうな」と大地は一人一人顔を見ながらお礼を言ってくれて、私は涙が止まりませんでした。武志の目にも涙が光ってて、皆もニコニコ笑って頷いてました。
※元投稿はこちら >>