家に帰りながら武志は「ゴールデンウィークは子供達と一緒に来ような」と言ってくれて、「良いの?」と聞いたら「お袋達には温泉に行って貰って、子供達と来ようよ」と言ってくれて「ありがとう嬉しい」と私は涙ぐんでしまい、武志は「その代わり…毎年恒例の記念日はなんも無いよ?」と言ったら「なんも無くても良い!ありがとう」と私は抱き着き、武志は私の頭を撫でてくれました。
家には月曜日の夕方に着き、勇気は私の顔を見た瞬間、抱き着いて来て「ただいま勇気良い子にしてた?」と言ったら「うん里姉ちゃんと珠姉ちゃんと夜は一緒に寝てくれたんだ僕寂しくなかったよ」と言ってたけど、目には涙を浮かんでて「偉いね~お利口さんね」と私は褒めてあげたら、勇気はエヘヘと笑ってました。次に私達はお義父さん達に、無事に帰った事を話し、武志はゴールデンウィークに又行く事を話したら「そっか…行ってあげなさい」とお義父さんは賛成してくれて「その代わり、お袋達には温泉旅行をプレゼントするから」と言ってくれて「ナオミさん…でも大事な記念日は?」と聞いてくれて「今年は良いです武志が子供達を一緒に連れて行ってくれるだけ、十分です」と言ったら「そう…なら良いけど」とお義母さんは言ってくれて、私は笑って頷きました。武志は子供達に「今年のゴールデンウィークは千葉のお爺ちゃん達の所に行くから」と言ってくれて、子供達は「本当?行く!行く」と子供達は喜んでくれました。
4月になって智と里美と勇気の入学式が有り、3人の晴れ姿をいっぱい写真を撮って母の所に送り「ありがとう嬉しいよ」と電話が来て、「ゴールデンウィークには必ず行くからね?子供達を連れて」と言ったら「待ってるね」と母は喜んでました。ゴールデンウィークにお義父さん達には申し訳なかったけど、温泉旅行に行って貰い、武志は大型車を借りてくれて、まる1日かけて、千葉に行きました。子供達は一人もぐずる事無く、大人しくしてくれて、武志は頑張って運転してくれました。なんとか千葉に着き、子供達は「こんにちは~」と挨拶してて、「いらっしゃいまあまあ皆大きくなって」と母は嬉しそうに言ってて、父も、嬉しそうに笑ってました。夕飯を食べた後、武志は長い運転で疲れたのか、舟を漕いでて「父さん、武志、疲れてるみたいなの、先に寝かせて良いかな?」と言ったら頷いてくれたので、武志は先に寝る事になりました。
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