大地の熱は昼過ぎには下がり、私はホッとしました。夕方にはすっかり元気になり、ベッドで参考書を開いて見てて「こら朝まで高熱でウンウン唸ってた癖に!大人しく寝てなさい」と怒ったら「ゴメン…悪かったよ」と大地は謝ってて「そうだぞ!大地、暫くは勉強は禁止だ」と武志は言って、大地の勉強道具を没収してくれました。 「ヘ~イ」と口を尖らせてました「お願いだから私や武志の言う事を聞いて」と私は思わず涙ぐんでしまい、「分かったよ…お袋、泣くなよ参ったな」と言ってて「ナオミを泣かす奴は息子でも許さないからな」と武志は言い、私には武志の頭には角が生えてるのが見えました(笑)
流石の大地も、大人しく言う事を聞いてました。それから私は買い物に行こうとしたら、里美が来て「買い物なら私が行こうか?」と言ってくれて「そう?頼んで良いかな?」と言ったら里美は頷いてくれたので「梅干しがないから、買って来てね?後…大地がが食べたいんですって…」と言ったら「分かったわ、それより母さん少し寝たら?顔色があんまり良くないよ?夕飯は私が作るから」と言ってくれて「でも…」と言ってたら、丁度武志が通って「あ!父さん、母さんを寝室に連れて行ってよ、母さんの顔色が良くないのよ」と言っててそれを聞いてたお義母さんは「本当よ?ナオミさん大地の事は皆で見てるから、少し横になってたら?ほら!武志、ナオミさんを連れて行きなさい」と言ってて「分かってるよ、お袋」と武志は私を抱き上げてくれて「ちょっ…ちょっと武志自分で歩くから」と言ったら、「良いから良いから」と笑ってて「じゃあ里美・お袋後は頼んだよ?俺も少しナオミと横になるから大地に何かあったら起こしてよ」と言いました。里美はやれやれと呆れてて、お義母さんはニコニコ笑い、手を振ってました階段に来た時、「武志~下ろしてよ~大丈夫だから」と言ったら「里美の言う通り顔色が悪いぞ?俺に体を預けてくれれば、良いから」と言ってくれて、武志はなんとか、階段を登ってくれました(笑) それから私達はベッドに横になり、武志は私に腕枕してくれて、背中をポンポンと叩いてくれて、私は武志の腕の中で寝ちゃいました。
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