待ちに待った日曜日、私は機嫌良く目が覚め、「久しぶり武志とデートだ」とルンルンしました。私が着替えてたら「ナオミご機嫌だな」と私を抱き締めてくれて「だって~武志と久しぶりのデートよ?嬉しくって」と言って抱き着いたら「俺も嬉しいよ」と私を抱き締めキスをしました。それから私達は一階に降り、朝御飯を作ってたら珠樹が「ねえママ、今日パパとショッピングに行くんでしょ?」と聞くので「そうだけど?」と言ったら「あのね私も一緒に行っちゃ駄目かな?」と聞いて来て「何か買いたい物があるの?」と聞いたら「あのね私…服が欲しいの、私あんまり可愛い服がないから」と珠樹はモジモジしながら言って来て私は「勇君と出掛ける時の服が欲しいの?」と聞いたら、珠樹はコクンと頷き「じゃあねパパに聞いてみて?パパが良いよって言ったら、良いわよ」と言ったら、珠樹は武志の所に行き、暫くして「パパ良いって」とニコニコ笑い「良かったわね」と言ったら「ごめんねママせっかくのデートを邪魔して」と珠樹はしょんぼりしていて「気にしなくても良いわよ」と笑いました。後で勇気が「珠姉ずるいよ僕も行きたい!僕…我慢してたのに」とほっぺを膨らませ言ってて、武志は「仕方ないな、勇気も来るか?」と言ったら「うん!」と笑い、後で武志は「悪いせっかくのデートが台無しにして」と謝って来て「デートは又今度で良いわよ」と笑いました。それから私はお義母さんに「すいません、お留守番お願いしますね」と言ったら「構わないわよナオミさんせっかくのデートが残念ね」と言ってくれて、「仕方ないですよ、珠樹ったら勇君とデートする時の服が欲しいんですって」と言ったら「珠樹も年頃なのね~ナオミさん可愛い服を買ってあげてね」とお義母さんは言い「ええ、そのつもりです。そうそうお義母さん、冷蔵庫に水羊羹が入ってますから学さんと食べて下さいね」と言ったら「ありがとうナオミさん」と笑いました。それから私達は車に乗り、ショッピングに出掛けました。子供達はキャッキャッと喜んでいて「ほらほら二人ともはしゃがないの!」と私が言ったら「ハ~イ」と言い「お母さん機嫌が悪いね」と勇気は珠樹にこっそり言っていて(ちゃんと聞こえてますから)「やっぱりデートを邪魔したからかな?」と二人はヒソヒソと話してました。私は聞こえない振りをさました。
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