T君が出て行ったあと、私も呆然としながらも戸締りや電源を事務的に確認し
て事業所をでました。
アパートまで車で帰る間、T君の言葉が頭を離れませんでした。
同僚の男性が私をそういう目で見ていた事がショックだった、と言うわけでは
ありません。子供じゃないのでそういう目で見られてるだろうとは、うすうす
感づいてました。
ショックだったのは、T君に
「趣味でスカート短くしてるんですね」
と言われた事です。確かに私のスカート丈は他の女性社員から見ると多少です
が短いです。
今までは、動きやすいからと自分に言い訳をして短くしていましたが、男性の
お客様や同僚の目を意識していないかというとそうでもありませんでした。
なにより、T君のいやらしい挑発を聞きながら、足をまさぐられている時、私
は嫌悪感だけではない熱気を感じていました。
その夜、私はアパートの部屋に入ると、服も着替えずにベッドに入りました。
そして、久しぶりに自分を慰めたのです。
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