ファイル15
正直ここまで来ると、貞操という感覚が麻痺しているのは、妻だけでは無か
った。
夫の私まで「今更・・・・」なんて思うほど調教段階としては進んでいる。
妻はそんなにドMでは無い筈なのに・・・
画面では妻がステージの前に腰かけて、グラスを見つめている。
音声は「ちゃんちゃ~か!ちゃんちゃ~か!!」の大合唱しか聞こえない。
誰も急かす訳では無い。
多少沈黙の時間を経て遂に妻が グラスを口へと近づける。
これはAV女優でもかなり高いハードルの筈、妻は両目を強く瞑ってグラスに
口をつける。
「ちゃんちゃ~か!ちゃんちゃ~か!!」の声援が一瞬「オォ~~!」と
どよめきにかわった。
グラスの精液が少しずつ減っていく、手拍子も何時の間にか「一気!一
気!」に変わり、妻の背中を後押しする。
しかし一気に飲み干せる量ではない、妻は何度かグラスから口を離し、残量
を
確認する。
精液でドロドロになったサワーグラスが空になりかけてきた時、
一番搾り隊が妻の廻りに集まって来た。
歓声も「ちゃんちゃ~か!ちゃんちゃ~か!!」の大合唱に戻っている。
グラスの底に残ったタンの様な個体の精液が妻の唇に吸い込まれた直後、
「旨いんだな!これが!」と妻の引きつった笑顔が画面にアップで映し出さ
れた。
ドォ!っと歓声が湧き、カメラ前に人が押し寄せて来て妻の姿が見えなくな
る。
カメラマンも必死で人ごみを掻き分けて、妻に接近しようと頑張っている様
だ。
もみ合いの中におしぼりで口を拭っている妻が ようやく確認できた、
一番搾り隊の誰かがお茶の様な飲物を妻に手渡している、
会場の盛り上がりはもはや 司会が制止出来ない程だ。
司会者が一旦席に着くように呼び掛けるが、一向にステージ前から人は動か
ない、そうこうしている間にまた恒例の胴上げが始まる。
数年前の映像に比べると妻もそれ程 嫌がっていない様子だ。
カメラが胴上げの廻りを移動いはじめた。
何か叫んでいる妻の顔が映るが、何を言っているのか聞き取る事は出来な
い。
更にカメラが妻の足側に回り込む、
(あ!)
見ている私も忘れていたが、妻はノーパンだった。
「わっしょい!わっしょい!」と掛け声の中、男達はカメラマンに気付くと
妻の両足を大きく開き出した。
妻の股間がまたアップになる、アソコから白い分泌液が見てとれる。
見ている私が恥ずかしくなる程だ。
ここまでは今まで見てきた事だったが、この年盛り上がりはここで終わらな
い。
誰かが妻のアソコを左右にグッと開くと 違う手がクリトリスを刺激し始め
た。
妻が腰を上下させて逃れようとしている。
しかし その程度で盛り上がりは収まる筈もなく、遂には妻のアソコに男が
吸付いた。
暫く吸付いているが他の男達引き離される、抜け駆けは許さんという事なの
だろう。
今度はさっきと違う男が妻のアソコに 指を差し込む、
事前に刺激を受けたせいか、スムーズに指二本が挿入される。
皆「オ~」と固唾をのむ。
指の男は徐々に動きを激しくさせる、妻の下半身が激しく上下に動こうとす
るが押されつけられて、自由がきかない。
逃れようとしているのか、快楽に身を捩っているのか 夫の私にも推察する
事は出来ない。
妻の動きが段々激しくなる、カメラも妻の股間にズームアップして来た、
その時 恐らく(潮?)AVで見る様な激しいものではないが、「ぴちゃぴち
ゃ」
と 透明な液体が挿入した腕を伝って流れ出て来た。
ショックだった、夫の私も妻が(潮?)を噴く姿を見た事がない。
女は年齢で感度が増すと聞いた事があるが 他人に妻をおもちゃにされ、興
奮だけではなく、寂しい気持ちが私を支配した。
散々アソコをかき回された後、畳の上に妻が解放された。
既に妻はグッタリしていて動けない。
司会がここでやっと割って入り、皆が席に帰って行く。
妻は横向きにくの字で横たわったままぐったりして動かない。
一番搾り隊が妻を抱きかかえて、席に戻って行く。
ここで宴会のシーンは終わった。
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