ひろさんの前で膝まづく。無防備にお尻を向けて、がっちりと掴まれて挿入されるのも、大きく膨らんだペニスを喉元までゆっくりとねじこまれても、どこかに愛を感じて、淫らさの中に紳士的な振る舞いが貫かれていて、自然と受け入れてしまう。どんな人とも感じたことのない深いつながりと安心感、それは身を委ねて心を許して、被虐の心を満たしてくれる。女として本来受け入れられる行為でないことでも許してしまう。
主人がいて、子供がいて、社会人として生きている私は全てを忘れて、ひろさんに身を委ねている。こぼれ落ちる二人の吐息からは甘い香りがして、唾液の交換をしても、精液を飲み込んでも、胎内で受け止めても、異物ではない感じがする。
私はひろさんに激しく犯されている。縛られて転がされて、好きな体位で貫かれて、白濁した精子にまみれている。私には男の人を獣にして滾る気持ちをぶつけたくなるような性質を持っていて、ふと手を引っ張って連れ去って、自分のものにしたくなるような弱弱しさを持っているのかもしれない。ひろさんで良かった。ひろさんに見つけてもらえてよかったと心から思っている。
もしかしたら、ひどい目に遭っていたかもしれない。転落していく中で光明を見ることができない苦しみの中でむさぼられるだけの獲物に成り下がっていたのかもしれない。それが愛に満ちて、私の欲望を満たしてくれる毎日に感謝。
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