犯されたことをこんな風に捉えられるのも、相手がひろさんだったからかもしれない。
動画を回していたことも知っている。あの動画をどんな風に使ってもいいが、子供たちには見られたくなかった。
ご近所にばらまくぞなんて脅されて、脅されながらますます激しい凌辱を味わうことにもなりかねないが、ひろさんはそんな風にはしないだろう。私とひろさんの間で交わされた恋であり、友情であり、愛の証であるものを粗末にはしないだろうという確信があった。
昨日から一転して今日は仕事である。今日は久しぶりに朝食前に庭に出て、バジルとトマトで何か一品作りたかった。隣人のおじさんはしばらく影を潜めている。こうなった今、助けられている。おじさんの性欲が娘たちに向かわないように、私で何とか食い止めなければと思っているものの、今はひろさんとの余韻に浸っていたかった。
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