明日香の奥深くまで繋がると、明日香は深い呼吸をしながら、中心で繋がったことを知らせてくれる。
一方的な欲望で明日香に惹かれ、強引に奪った明日香だが、今日はお互いの意思で同じ道を進んでいるように感じる。
交わす言葉は少ないが、オレの男の中心と、明日香の女性に中心が、明日香の中で熱く溶け合い、絡み合いながら、会話を交わしてるような気がした。
オレのペニスを昂らせるように、明日香の膣は甘く収縮し、唇を奪い、襟元のボウタイを解いて前をはだけさせたブラウスの中の柔らかい乳房と尖った乳首を愛撫するたびに、普段の清楚な明日香からは想像できないような、甘い吐息を漏らして、オレの気持ちに刺激を与えてくれる。
自然と明日香の髪を撫でたくなった。
理性から来る愛情とは違った、心と体の奥から湧き出してくる本能的な愛情なのかも知れない。
打算も、建前もない、明日香の心身を愛でたいという本能だと感じた。
今日は、明日香の肌の温もりと感触を全身で味わいたい。
はやる気持ちを抑えながら、熱く繋がっていた部分を一旦離した後、明日香の手を縛っていた紐を解き、明日香の着衣を脱がせようとした。
気持ちが通じたのだろうか。
明日香もオレの想いの通り、自らの裸身をオレに捧げてくれる。
明日香が着衣をベッドのそばの椅子に掛けて、再びオレの腕に中に戻ってきた時は、明日香の体も心も愛おしく、あっという間にお互いの体と心が全身で溶け合い、絡み合った。
明日香の中心で何度も絶頂を迎え、明日香もオレの脈動に合わせて、まるで精を搾り取るように反応してくれた。
誰にも気づかれない場所で、二人だけの特別な時間を堪能している。
昨日のことも、明日のことも、全て忘れて全身で、心の奥底まで、お互いの感情を絡めあった。
お互いの心拍が呼応しているかのように、体のリズムが一致するようで、頭の中まで痺れるような快感と、幸せ感に満たされた。
汗だくになって、明日香と二人、ベッドの上で抱き合った。
なぜか、お互いに微笑んでいる。
一歩的に狙われ犯された明日香と、性的な欲望を晴らそうとしたオレ、という関係を超えたところで深く繋がった気がした。
時計を見ると、あっという間に夕方になっていた。
今日は、明日香と二人でシャワーを浴びた。
少し冷静になった浴室で、明日香の裸体を眺めたが、濃厚な交わりを経るごとに、ますますオレを惹きつける魅力を放っていた。
もう、明日香の中に十分な精を放った後でも、ペニスだけは明日香の体に反応して硬く勃起していた。
明日香は軽く微笑みながら、そんなオレを見守ってくれているようだった。
手早く着衣を身に纏い、再び明日香は日常に戻っていく。
二度目の交わりで、明日香から活力を与えてもらった気分になった。
お互いに日常での役割をこなし、社会性を維持しながらも、明日香とオレだけの秘密の世界で、日常で表せない部分をお互いの中心で熱く交わりながら満たし合いたいと感じた。
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