ひーやんさん、こんばんは。
春が少しずつ近づいていますね。ひーやんさんの表現で、春を近くに感じました。
夜になって寒くなりました。少し夜道を散歩してきました。街角の細路地を縫うように歩き、公園の間を通り抜けて、地元の人しか知らない道を息を切らせながら速足で歩くのはとても楽しい。
ミッドナイトブルーの空を眺めながら、街の明かりが浮き上がって見える時間帯が好きです。
主人が私に触れなくなったので、いつもこっそり一人エッチをしております。妄想逞しいのと、こういうサイトでの投稿を楽しみに読ませていただいて、自分に置き換えて心の中で展開しています。
私は誰かに縛られたい願望があって、ひーやんさんのように天井に吊るされて、身動き取れない展開はすごく好きだと思います。
できれば美しく縛られたくて、そのために心身を磨いておきたいなとふと思うのです。
物語の中では、特に印象に残っているシーンを2つ思い出しまして、ひとつは村上春樹さんの「ノルウェイの森」に登場するハツミさん。女遊びをくり返す永沢さんをいつも想っている。青い服を纏っているシーンが確かあったと思います。小説の中にはシーンとしてはありませんが、ハツミさんは永沢さんに対して、きっとすごくエッチなことをされているのではないかなと想像していたり、ハツミさんの持つ美しさが、この世から消えた時に、本当に大切な灯りが消えてしまった淋しさを感じました。かなり強く心に留まりました。
ハツミさんの持つ美しさや色気や尊さは、憧れでもあるし、小説の中でも失いたくなかったなと感じました。
もうひとつは伊坂幸太郎さんの「重力ピエロ」のシーン。競馬場で子供2人連れたお母さんが、少しこぎれいな格好のエッチな男性と、競馬で賭けをするシーンがあるんです。
男性が勝てば、お母さんとデート。お母さんが勝てば、男性はその場を立ち去るという、お母さんには不利な感じで、なんとお母さんは万馬券になる、当たりが悪い馬券を買うんです。男性は負けたがってるではないのとお母さんをニヤニヤ見るのですが、恥ずかしくなるようながちがちの馬券を買うんです。
それでお母さんは、震えながら子供たちと一緒に祈って、万馬券取っちゃうんです。すごくないですか?
負けたらエッチなおじさんに男子トイレなんかに連れ込まれて、辱めを受ける可能性だっってあったんです。でも、最後さして、勝っちゃうんです。
とてもはらはらとして、美しいシーンでした。
文学の中でそんなシーンが特に好きです。
象徴しているし、いいシーンだと思うのです。
矛盾していますが、そういうところが好きなんです。
ハツミさんもお母さんも、美しくて、強さがあって、か弱さもあって、凛としています。
陰もあるからこその美しさって、素敵です。
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