こんばんは、ひーやんさん
久しぶりに良い天気で、洗濯物もよく乾きました。
1984年のオブライエン
思想警察・・・
「私はこんなことでは決して濡れるような女性ではない」
天井から手首を吊るされて、あらゆる責めや、言葉や問いを投げかけられて、私は次第に自分を見失っていく。過去自分がどうだったかも忘れるぐらいに、言葉とは裏腹、意思とは裏腹の反応を示している。それをつぶさに拾われて、羞恥心どころか支配されていく。
私の言葉を、こうではないですか、本当はこうじゃないのって、ずっと言われていたら、次第にそうだと思うようになっちゃいますよね。
私たちは時代の病に知らず知らずかかっていて、そうではなければならないと思い込まされているように、小さな思想の中に閉じ込められて、それが辱めを受ける側としての論理を叩き込まれたら、私は最後の一線を簡単に奪われちゃうのかしら。
白い肌に小さな傷をつけられながら、心の痛みすら快楽になっていくのは恐ろしいね。屈服させられた私は、どんな声を上げるのでしょう。
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