きっと私は馬鹿な女性に違いありません。
主人を裏切り、何度も男性の求めに応じて、身を捧げてしまっているのですから。駄目だとはわかりつつも、感じたことのないようなクセになる快楽におぼれて、我を忘れてしまっているのですから。
きっと以前のような心身にはもう戻れなくて、男性のキスマークの痕をつけて、精液を胎内にため込んだまま、澄ました顔で普段通りの生活をできてしまうような駄目な女性なんです。
自分とはきっと縁のなかっただろう男性の激しい求めに身をやつしながら、いつか破滅する恐ろしさを孕んでいるのです。
その恐ろしさや身の危険すら快楽につながるのですから。
最初に日本料理屋の裏で、ふいに襲われて犯されてしまった時に、呆然自失になって感じたことのない恐怖と押し寄せてくる快楽に溺れてしまっています。
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