悔しいけど終わるまで何も考えずされるがままでいよう、そうすれば明日が来る。部屋に入りシャワーを浴びようとすると「さっそく着替えてよ」
着替える?
そうだ、今日は中学の制服を持ってくるよう言われてたんだ。持ってきたのにすっかり忘れてた。
着替えると男は三脚とビデオカメラを取り出した。
「何ですかそれ」
「ゆっくりできるの今日までだから久しぶり撮ろうと思って買っちゃったよ」
それまで撮られたことは何度もあったけど全部スマホだった。ていうか考え事のしすぎで相手がこんな荷物持ってたこと全然気づかなかった。
ひと月ほど前まで着ていた中学の制服。高校の制服とは着心地が違うけどサイズは違和感なかった。胸の名札はイヤだけど前に生徒手帳持って撮られたりしたから今さらどうでもいい。
撮影が始まった。めんどくさいと思ったけどそのぶんやる時間が減るのは助かる。スカートをめくったりするのもセックスよりずっとマシと思いながら応じた。
「じゃあインタビューするからベッドに座って」
インタビューって何だよ(笑)今日は撮影メインなのかな。最後やられるにしてもこっちの方が楽でいいな。自己紹介させられ、エッチな質問くだらない質問いろいろ答えていった。
「この連休はたくさんセックスしたよね」
「はい」
「カナッペの身体もう完全に俺のチンポに馴染んだよね」
「……わからない」
「今じゃ入れられたときかなり気持ちよさそうな反応するよね」
「してない」
「えー普通にいやらしい声出してるじゃん」
やめて、そういうのはやめて。
「そのままベッドにのって、脚開いて見せてよ」
結局そういうのが撮りたいんだ。M字開脚というのは服を着ていても恥ずかしい。でも変な質問よりよっぽどいい。
「いいねー」
相手は能天気に喜んでる。
「じゃあパンツも脱いでみようか」
何だよじゃあ先に脱がせろよ。これでも脚開くのすっげー勇気いるんだよ、同じこと2回もやらせるな。
※元投稿はこちら >>