ここに書くたびに、段々と、タイトルから離れていくような気がしますが、気のせいかしら? 今日は、少しいい話です。 実は、私こんな(^^♪顔して糖尿病なんです。 それがどないしたんやと言う会話ですが、病院に入院した時の話です。担当の看護師さんと、話が弾み、その看護師さんの話を聞かせてもらいました。その方の新人さんの、時の話です。その看護師さんが、採血に行くと 「あんた下手やから、他の人に代わって」患者さんに言われ、先輩の看護師を呼んだ。しばらくして「すみませんね。この子新人で、まだ上手くできないんですよ」と言って、手際よく作業を終えた。「はい。お疲れさまでした」と言って詰所に戻って行った。「えっ!いつ採血したん?痛くも痒くもないで」それもそのはず、その看護師、技術が神業に近い有名な看護師だった。 この話はこの先輩の看護師の話です。その先輩の看護師が、自分と同じように、新人の看護師のころ、ベテランの看護師にいじめられたそうで、「あんた!なにぐずぐずしてるの」 「あんた。この仕事向いていないで、さっさと辞め!」 「病室の患者さん。怒ってたで、さっさと謝っといで!」 病室に謝りに行くと、患者さんが「えっ!知らんで。何にもないで」 完全ないじめで、泣きながら、病室を出ようとすると、年配の患者さんが、自分を手招きする。「まあ。つらいこともあるけど、頑張りや。私ら、あんたを頼りにしてるさかいにな」と言って、何個かの飴をくれた。 その看護師は、家に帰って看護師の仕事辞めようと思ったが、あの患者さんの笑顔が、忘れられない。でここで、彼女が決意をした。「よーし。それやったら、患者さんが痛くならないような技術を覚えたる!」と毎日、毎日ゴムボールに注射針を差し込む練習をした。やがてこの彼女が、看護師の間で、有名になっていく。 「私ね、いつもこの先輩を目標にしてるのですけどね、まだまだ追いついてませんわ」と言っていたが、この彼女も、採血上手かったですわ。
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