着替え終わった後、下着を紙袋の一番底に隠すように入れると、心臓が痛いほどどきどきし、その場にしゃがみ込んでいました。
何度も深呼吸をし、立ち上がった私は扉を少し開け、着替えが終わったことを言いました。
はい、じゃあ出てきてください…。
男の声に促され出ていくと、さっきまで私がいたソファに男3人が座っていました。
顔見たことあるでしょ?有名な人だから…雑誌とかにも出てるし…。
ちりちりパーマで整髪料がべったりとついた髪。日焼けした大柄な男でしたが、まったく知らない人でした。
有名だというその男は名前も名乗らず、ただ、にこにこして私を見ていました。
もう一人は、やせ型でタンクトップにジーンズの坊主頭の人でした。
大柄な男は私の書いたアンケートの紙を手に持ってました、
芸能界でやってみたいんだね?…そう確認し、私の返事を待たずに言葉を続けました。
いやぁ、野暮な質問だな…こうやってビキニに着替えてくれてるんだ…やる気を感じる…いいね…。
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