じゃあ待ってます…男はそう言って電話を切りました。
君ラッキーだよ。今、大きなプロダクションの人に電話したんだけど、今から君に会いに来るってさ…だから、それまでに着替えておいて欲しいな。恥ずかしいのは解るけど、忙しい人だから、無駄に待たせないほうがいいと思うから…。
その言葉はどこかビキニに着替えることが私にとって義務になっているかのように感じさせました。
男は座っている私の両肩をポンポンとたたきました。
ほらぁ…思い切って…。
私は腰を上げ、ロッカールームに行きました。
男の言っていること、大きなプロダクションの人が来るから、それまでに着替えないといけない…その時の私はそう思ってしまったんです。
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