沼津市OL刺殺死体遺棄事件(2004年11月) 2004年11月7日17時30分、沼津市の実家に帰省していたAさん(当時25歳)が愛犬を連れて家から散歩に出かけたまま行方不明になった。犬だけが実家に戻ってきたため、不審に思った家族が警察に通報。 2日後の11月9日13時頃、実家から1キロほど離れた山林でAさんの遺体が発見された。右と左の首筋に刃物で切られたような傷があり、首を鋭利な刃物でほぼ1周切られていた。 現場付近からカッターナイフの折れた刃2枚が、約200メートル離れた山林ではナイフ本体が発見された。刃にはAさんの血液が付着しており、捜査本部はこれが凶器と判断した。着衣には乱れがあった。また、実家から300メートルほど離れた場所で、Aさんが持っていたと思われる懐中電灯が発見された。 警察の調べでは、散歩出発直後に車で連れ去られたものとみられており、 何者かが通り魔的に襲い、林道脇で殺害し、斜面に遺棄したとみていた。 事件から5年後の2009年5月20日、沼津署捜査本部は建設作業員松井健一(当時43歳)を 殺人容疑で逮捕した。 現場から検出されたDNAの型が男と一致したことが、 逮捕の決め手になった。男は当初容疑を否認していたが、追及していくうちに容疑を認めた。 2010年2月4日、地裁で無期懲役が確定。
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