別の男がコートのボタンに手をかける。
「いや…脱がさないで…」
「なんで?寒いの?すぐに熱くなるから大丈夫だよ。身体がね」
そう言いながらボタンをゆっくりと1つずつ外してゆく。
私の足が恐怖で震える。
「このおねーさん、足震えちゃってるよ」
「優しくするから心配しなくていいってば」
「うわー、俺そーゆーのたまんねー!優しくできないかもー」
男達は好き勝手な事を言う。
全てのボタンが外されたコートを開かれる。
「ざんねーん!胸元開いてなかったー」
「お前はガキだなぁ。こーゆー露出の少ないピタッとしたニットがエロくていいんだよ」
「俺は谷間見えまくりがいいっす」
馬鹿にされてる気分だった。
コートを脱がす為に後ろの男が、押さえていた私の腕を解いた。
逃げられるはずはないのだろうけど、咄嗟に私は逃げようとした。
「痛っっ!!」
髪を引っ張られた。
「大人しく出来ないなら、優しくしてあげないよ?」
私は固まった。
「大人しくできる?」
私はコクコクと頷いた。
コートを脱がされた後、続けてニットをあっという間に脱がされた。
スナップ式の前開きキャミソール姿になる。
私は思わず胸元を両腕で覆った。
「しょーがねーなぁ。おい、ネクタイ2本持ってこい!」
家主と思われる男が、すぐにどこからかネクタイを2本持ってきた。
私の手首を乱暴に掴むと、右手首と右足首・左手首と左足首をネクタイで結んだ。
そしてまた後ろの男に寄りかかる形にされる。
一生懸命に閉じていた膝を両脇から2人の男に開かれる。
その開いた膝の間にもう1人が四つん這いで顔を近付けてくる。
「俺、こーゆームチムチした太もも、大好物なんだよねー」
男はそう言うと、左の太ももの内側を舐め始めた。
ヌメッとした感触が太ももを這う。
鳥肌がたつ。
気持ち良さで?
ううん、気持ち悪さで…。
自然に閉じようとする私の膝。
それを押さえてた片方の男の手が、滑ったのか私の膝から離れた反動で、太ももを舐めていた男の顔を挟んでしまった。
男は私の両膝をガッと離すと起き上がり、バチバチバチバチッと私のキャミのスナップボタンを一気に外した。
「大人しく出来ないみたいだな?」
「ごめんなさい!ごめんなさい!!」
私は即座に謝った。
「ごめんなさい!大人しくするから、乱暴にしないで…
私の目から、涙が零れた。
※元投稿はこちら >>