土曜日のあの出来事から、ずっと壊れたままでした。
あの日、弟が彼女を連れてきたんです。縁を切りたいって言ってた彼女です。
主人は、計画が狂ったと思ったのか、一瞬表情が曇りました。
紹介された彼女は、とても感じが良く、弟から聞いてた印象とは違ってました。
食事会は盛り上がり、途中から女同士と男同士に別れておしゃべりするようになりました。
『良かった…このまま終わってくれたら…』
そう思っていたら、主人が『さっき崇生くんに相談されたんだけど…』と耳打ちしてきたんです。『彼女と縁を切りたいんだって。でも、なかなか縦に首を振ってくれないんだってさ。生半可な手段じゃ無理だから、義兄さん頼むよ…だってさ』
そう言った主人の顔に背筋が凍りました。
『可愛い義弟の為だ。一肌脱がないとね。みーちゃんも…』と言った後、『やっぱり、レイプは不味いよね。あんまり経験なさそうだし…』の言葉に、それだけは阻止しないと…と思いました。
必死で止める私に『じゃあ、僕のプランに協力してね。最初のプランよりクオリティーが上がったよ。崇生くんは、何気にいい仕事してくれるなぁ』と言って2階に上がっていきました。
最初のプラン?クオリティーが上がった?恐ろしくて、先を想像するのが怖くなりました。
すぐに主人は降りてきました…一枚のDVDを持って。
『大人が4人もいて、バカ話もないだろう?そろそろ色気のある話ってのはどうだろう?最近仕入れたお気に入りのDVDがあるんだ。見てみる?』
…と言った主人に弟は『見てみたい。』と即答。彼女もお酒のせいなのか、すぐに理解したのか、頬を真っ赤にしながら弟の背中越しに頷いていました。
『や、やめましょうよ…』蚊の鳴くような声で言っても届きません。
そして主人がリモコンの再生を押したのです…
画面に映し出された全裸の男女。弟が『プライベートビデオ…ですか?』とつぶやき『うわっ、モロに映ってますね』とハシャぎながらガン見してる弟を興奮しながら主人が見てました。
私と弟だと分からないように撮影されていて、気づかないフリをしている弟と彼女はかなり興奮していました。
そして、とうとう顔が映し出されたのです。
『な、なんだよ…これ。姉さん、どういうことだよ!』
勿論、弟の演技です。その光景を見た主人の股間は異常に膨らんでました。弟のもです。
主人から服を脱ぐ合図を送られたんすが、躊躇していると主人が彼女の肩に両手を置きました。
彼女がレイプされると思った私は慌てて全裸になり弟に覆い被さりました。
彼女の耳元で、『妻は崇生くんのチ○ポが大好きなんだよ。君も好きだろう?』
口では最大級に拒絶していても、簡単に一つに繋がった弟と目を固くつぶり耳を両手でふさぐ彼女。それを笑いながらビデオを回す主人。泣きながら腰を振る私。
行為の前のことなら割と細かく覚えてた私ですが、行為の最中はそこだけ抜け落ちたかのように、ほとんど覚えてません。
気がつくと弟も彼女もいなくて、洗い物も主人がしてくれたらしく、昨日の出来事が夢みたいに思えました。
しかし、リビングで全裸で目覚め、股間には大量の精液…夢ではなかったようです。
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