昨日は書けませんでした。昨日の朝から無事に生理が始まりました。わたしは毎回、最初の2日間くらい貧血気味になるのですが、昨日も満員電車の窮屈さや空気の悪さに気分が悪くなってしまいました。彼が乗ってきてからも顔を上げることなく、ずっと下を向いていました。そして、たまに2人で降りる例の駅に着く直前に、誰かに手を握られました。顔を上げると、彼でした。その駅に到着した瞬間、彼は手を放して電車から降りました。わたしの体調が悪いことに気付かなかった上に、当分Hはしないって言ったくせに結局自分の性欲を満たしたいだけの最低な人だと思いました。でも、電車の中の空気があまりにも汚くて吐き気もしたので、わたしも降りてしまいました。彼を見ると、振り返ることもなくスタスタ歩いていました。むしろ、小走りでした。今さらながら幻滅しました。最低だと思いました。
わたしは何度も深呼吸をしましたが、やっぱり気持ち悪いしフラフラしてしまいました。すると突然、目の前にペットボトルの水を差し出されました。手ですぐに誰だかわかりました。「大丈夫?気分悪い?今買ったやつだから、とりあえず飲んで?」と言われました。彼はキャップを開けてくれました。わたしは自分のカバンにお茶が入っていることも忘れ、彼が買ってきてくれた水を飲みました。そして、彼に連れられてベンチに座りました。わたしはあまりに気持ちが悪くて、自然に涙を流してしまっていました。彼は、そんなわたしの背中をさすってくれました。「大丈夫?帰ったほうがいいんじゃない?」と言われましたが、昨日はどうしても行かなきゃいけなかったので首を横に振りました。彼は電車に乗った瞬間から、わたしの異変に気付いていたらいです。静かな車内で声をかけられなかったため腕を掴んだそうです。次の電車が来るまで、ぼーっと過ごしました。そして何分かしてから一緒に電車に乗りました。どうにか目的地までたどり着き、彼に言われてホームのベンチに座りました。また水を飲んで一息着きました。彼は学校まで送ると言いましたが、彼に遅刻されては困るので断りました。そして別れ際に「今日は学校が終わったら真っ直ぐ家に帰って休むんだよ?」と頭を撫でられました。なので大事な授業が終わったら、すぐに帰りました。
今朝もホームから改札へ向かう途中に、体調は良くなったのか聞かれました。朝はまだあまり良くなかったので、『まだちょっと……』と答えました。すると、昨日と同じようなことを言われました。
優しい彼といると、安心します。やっぱり彼が好きです。
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