「社長、妻をよろしくお願いします。」
今年の仕事始め、泣く泣く私はそう言って社長に妻を委ねました。
友人の投資話に騙され去年3000万円の借金を背負ってしまいました。
自分の家を持ちたいと貯めていたお金も持って行かれ途方にくれました。
妻は私も働くからと言ってくれましたが帰すまで何年かかるやら。
「私風俗で働く。あなたを愛しているから。」とまで言う妻は真剣でした。
そんな話が社長の耳に入り相談に乗ってくれたのです。
「風俗で働くと言っても不特定の男を何人も相手にしなければいけない、だったら一人の男と1年間だけ過ごすというのはどうだ。」
というのです。
「私が奥さんを1年半預かる、その間はどんなことがあっても目を瞑ってほしい、大丈夫、1年半経ったら君の元へ返すから。
君も行くところがないなら私の家で住み込みと言うことでどうだ。」と言ってくださいました。
それが去年の暮れの話です。
今私は社長の家で住み込みで働いています。
社長の家は大きくて、社長と奥さん、私と妻の4人だけですが、私は離れで寝泊まりしています。
離れと言っても倉庫代わりに使っていたユニットハウス4畳くらいの広さでそこへ布団を敷けば何も置けません、
妻はというと母屋の1階に12畳の部屋を貰い、そこへ社長が毎晩通うと言う感じです。
社長の目的は、1年半の間に妻に妊娠をしてもらい出来れば男の子を生んでもらいたいのです。
奥さんは妊娠できない体らしく、妻に子供を産んでもらって跡を継がせたいという考えらしいのです。
最初の1か月は夜になると妻の部屋から妻の悩ましい声が聞こえてきました。
夜、妻の部屋の近くに行くと「ああ、、駄目、中に出さないで、、」「奥さんもこれが欲しくて毎晩私を待っているんだろ、私の子を孕んでくれ、、」と、
窓の外から妻の部屋の入り口を見ると奥さんが泣きながら二人の声を聴きながら泣いているのです。
社長59歳、奥さん57歳、私35歳、妻に至ってはまだ28歳の若さなんです。