東証一部上場のメーカーで本社の経営管理課長をやっている37歳、独身の男で
す。世間的にはたいしたこと無いんですが、社内では一応エリートらしいです。
先日、古い取引先である某企業グループの一族のお嬢様が中途採用で入社してきま
した。四月に大学を出て別の会社に就職していたのに、そこを辞めてきたようで
す。うわさによると、かなりひどいセクハラがあってそれが原因らしいということ
です。お嬢様なんだから働かなくてもよさそうなんですが、社会勉強をさせるとい
うのが親の方針なのだそうです。そのために一族の会社にも入れず、最初はまった
く関係の無いところへ就職したのですが、セクハラがあるので、多少息のかかった
ところでウチの会社になったのでしょう。ところがここだけの話、ウチの会社にも
セクハラおやじが大勢いるのです。トップはそんなことを知らないから、やすやす
と引き受けてきてしまったのです。そして、よりによって社内痴漢の巣窟といわれ
ている我が管理部へ配属することにしてしまったのでした。
理由は本社で若い女性がいないのが管理部だけという単純なものですが、そもそも
若い女性がいなくなったのがオヤジどもの過激なおさわり攻撃のためだということ
を経営陣は知らないのです。
部長は問題が起こることを避けて、お嬢様を唯一スケベでない(と思われている)
私の経営管理課へ配属しました。
さてこの彼女、男ならだれだって触りたくなるような、スゴイいい女なんです。感
じとしては鈴木京香をもっと理知的で怜悧にした美人、スタイルも抜群ですらりと
した肢体、ほっそりとした肩や腰、そして意外なほど豊かで丸みのある乳の隆起、
女らしい尻の割れ目……こんな娘がそばに寄ってきたら勃起しな男はいないでし
ょ。セクハラオヤジじゃなくても、すきがあればタッチしたくなります。
ただし、彼女(以後は京香と呼ぶ)が超重要人物の令嬢で、しかもセクハラに対し
ては超過敏とのうわさがあるので、オヤジたちは股間を熱くしながらも、腫れ物に
さわるような扱いどころか、「見ない」「近寄らない」「話し掛けない」というお
かしな三原則が浸透してしまいました。
さてスケベでないと思われている私ですが、社内ではなぜか最初にそういうレッテ
ルが貼られてしまったのでおとなしくしているだけで、電車に乗ればけっこう助平
なおじさんなんです。もちろん本格的な痴漢ではありませんが、どさくさ紛れやさ
りげないお触りは熟練の域に達しています。それは社内でも時々やっているのです
が、他の連中の露骨なやりかたとは格差があるので、OLたちも私にいやらしいこ
とをされたと思っていないようです。
仕事を覚えてもらうために、わたしは京香につきっきりでマンツーマン指導をやっ
ています。しばらくして、私は彼女の「セクハラに対しては超過敏」といううわさ
が間違いだということがわかりました。過敏どころかむしろ無頓着と言った方がい
いでしょう。たぶん彼女は自分のお乳や尻や性器を男たちが触りたがっているとい
う感覚をもっていません。
これは調べてわかったのですが、前の会社へ通うためには痴漢電車で有名な某私鉄
に乗る必要があり、親が心配して毎日自家用車で送り迎えしていたらしいのです。
それがあまりにも過保護ということになって、その会社を辞めて、空いた電車で通
えるわが社を選んだというのが、セクハラ云々の話の真相だったようです。
ということで、私はほぼ毎日、10時から12時と2時から4時の計4時間、別室
で京香とふたりきりになって業務の指導を行っています。もちろん他人の目がない
からといって、レイプまがいの行為、たとえば羽交い絞めにして乳を揉みまくると
か、下着の中に手を入れて性器を弄くりまわすとか、そんなことはやりませんよ。
そうかといって初心な京香をくどいてセクシームードに持ち込んで、合意の上でエ
ッチなどというのもちょっと私の性分にあわないんです。だからふたりだけになっ
て私が楽しんでいるのは、お得意の「さりげないタッチ、どさくさ紛れのお触り」
です。これだって、他の連中に見られれば大騒ぎになること必定ですし、彼女の無
防備さがばれてしまえば、みんなに触られることになってしまうので、絶対に人前
ではやれません。
ほんとうに私の助平なたくらみがわからないようで、たとえば私のパソコンの画面
に顔を近づける京香のオッパイをねらって待ち伏せしている手の甲へ、注文どおり
にロケット型の弾力をぶつけてきます。どこを何度さわっても私がわざと触ったと
は思っていないようです。それでも一応感じたりはするのでしょうか、乳首のあた
りをくすぐるようにすると、からだをキュンとくねらせることがあります。ウィー
クポイントは乳首と脇腹の背中よりと内腿のようです。土手高というのでしょう
か、股間はぷっくりと肉付きがいいようです。なでるとじゃりじゃりいうので、マ
ン毛はしっかりはえてます。あ、彼女が近づいてきたのでもうかけません。これか
らいつもよりきつめに股間をせめてみます。