職権乱用体験告白

事の発端は２年前の忘年会なんです。
まだコロナが流行する前で部内で忘年会をしました。
女性を入れて１５人くらいの忘年会で、部長も今夜は無礼講で行こうと言ってくれ和やかなものでした。
私も部長とお酒を酌み交わし同僚が「みんなで写真を撮りましょう。」と言うので中央に集まりました。
その時「どうせなら肩を組んで、、」と言うので私は隣にいる部長と肩を組むことにしたんです。
しかし、その時はずみで部長の頭に私の手が当たってしまい、部長に前に黒いものが落ちていったのです。
みんなは何だろうと覗くし私は部長の頭を見てびっくり。
私もみんなもすでに部長がカツラをしていると分かっていてもビックリしていました。
みんなは笑いをこらえるのに必死で、私は部長の顔を見ながら汗を掻いていました。
部長は「もう帰る。」と言って帰ってしまい、私は翌日部長に謝りに行きました。
しかし、翌年４月の移動で私は地方へ転勤になってしまったのです。
妻も子供もいて家も買った所だったので何とかならないだろうかと部長の所へ行ったのですが「社の方針で人事のことは私には、」と言われてしまいました。
もうその時はコロナが流行っていて私は単身で行くことになったのです。
しかし、１年経った頃から元いた部署の同僚から「お前の奥さんと部長があっているところを見たんだが、」と、１回ではなく複数言ってくるのです。
妻の電話をすると「何言っているの、道でばったり会ったから挨拶をしただけよ。」と言うのです。
「あなたのこともちゃんと頼んであるから安心して。」と言うのです。
でもそんな時妻の携帯から写メが送られてきました。
夫婦の寝室で妻が寝ている姿なんです。
寝ている妻が写メを撮るはずもなく誰かがいるのです。
妻に電話をすると「ごめんなさい、あなたの事をお願いするつもりで部長さんを食事に誘ったの。そしたら私がお酒に酔ってしまって、、」
「部長に抱かれたのか。」
「あなたごめんなさい、私寂しくてつい、、」
しかしそれは１度だけではないようで、今では部長が我が家に泊まることもあるようなんです。