小さな会社の経営をしております。
給料をドンと出せるほど儲かってもいませんので、労働時間、出退勤の時間、休暇、おやつ代の支給(笑)等、職員さん、パートさんとも長く続けていただけるよう、細かい福利厚生に気を配っております。
その一つがいわゆる社保の他、団体保険の全員加入。正直負担は軽くは無いのですが、退職されて求人をかけたり、教育、引き継ぎをしたりの手間を考えれば、価値は充分にあります。
決まった保険会社にお願いしているので、これまで月に1、2回は営業の方の訪問があったのですが、この度の感染症の関係で、この数ヶ月たまにお電話がある程度でした。
今日は朝一番にご挨拶にうかがいたいと電話があり、お昼直後にお約束して久しぶりの面談。どこも景気悪いと言うか、彼女の担当取引先が複数閉業されたとのことで、彼女自身も大変困っているとのこと。
因みに彼女は40位のシンママさんで、小学生のお子さんがおいでです。お顔立ちは整っていて、性格も明るく、物覚えが良くて気が利く。頼んだことは必ず2日以内には段取り付けてくれるし、年賀状の手書きの文字もすごくきれい・・・お仕事絡みで無かったら、下心ありで色々誘ってしまいたくなるような方です。
彼女のしてくれる提案はいつも建設的で無駄がなくて、まさに丁度いい感じ。お願いみたいなことをされることなかったのですが・・・今日はちょっと・・・これくらい負担増やしていただくと保証がグッと良くなりますよとこれまで無かった様な売り込み。
そう言えば彼女はいつもパンツスーツなのですが、今日は膝丈のスカート。来客ソファーが柔らかかったらショーツも見えたかも?ブラウスからも黒と思われるブラがうっすら透けていて・・・軽く色仕掛的な感じ?
こちらも銀行に事業計画書出してお金を借りている身ですから、大変そうだから位で金額上げる訳にもいきませんし、少し困っていたら出かけていた職員さんが帰ってきて、お話はそこで切り上げになりました。
「あ、携帯変わりましたので」とペンを入れて手渡しされた名刺を裏返すと「よろしければ日を改めてお食事でもしながら」と走り書きが・・・
こう云う営業されたのは生まれて始めて。世界のどこかではやっているにしても、自分にはあるものでは無いと思っていたのですが・・・ホントにちゃんとあるんだなー
職権乱用するつもりは有りませんが、なにか改めて「俺、経営者だったんだなー」としみじみ。
お気に入りの営業さんですので、嬉しい反面、なんだかとても残念と言うか悲しい様な・・・
誰かに話したくなって、板違いだなーと思いながら書き込み。
常時貧乏な底辺職。色々申請書書けば、この度の世界的な規模の経済問題の影響も大して無し。
別に誰が儲けようと、損しようと自分には関係ないと思ってましたが、こう云うのって肌で感じると言うか、身につまされると言うか・・・イヤですねぇ。
さて、愚痴終わり。保険の契約に無理なくお付き合い出来るくらい頑張って稼ぎますかね。