ここからは実際のマクラ検定についての内容のお話になるのですが、私の中で思い出に残る数名の生徒のお話をさせていただければと考えております。その中で、これからのお話は、時期:卒業検定時、場所:教習車内 という部分においては全てのエピソードで共通しておりますので、あえて背景がどう、場所がどう、というお話は割愛した上でお話を進めていきたいと思っています。(ですもので、話のメインは、生徒の様々な性格や、不合格が決まった時の反応に特化するかもしれません)一人目の生徒。 A美さん。年齢:19 職業:大学生 性格:マジメ このA美さんはこれからお話する中で一番最初にお話したい生徒でもあります。なぜなら、このA美さん自体が、私の中での初めてのマクラ検定のお相手となる方でもあったし、見た目の真面目さ、清楚さとのギャップにおいて、この生徒には今でもはっきり覚えているからです。このA美さんは誰もが知る国立の一流大学の生徒であり、きわめて清潔感があり清楚な方でした。A美さんが合宿に来てから3,4回は卒業検定までの間に私も指導した経験があるのですが、彼女の性格は「心配性、臆病すぎる」という事もあり、実際の運転においては、障害物を避ける為の車線変更の際に(他の車の事を気にして)いつもタイミングを遅れさせてしまう。また交差点で焦って早く交差点から抜け出したいものから、先へ行こう行こうとしてしまい、結果、対向車の道を封鎖してしまう。という、運転技術においては致命的な欠点を持った人でした。このA美さんもなんとか卒業検定まで来たのですが、その時の担当者は私でした。当日、緊張してガチガチになっているA美さんに「とりあえずリラックスしてからいこうか^-^」と声をかけ、そして卒業検定はスタートしたのです。運転中、A美さんは細かな失敗を重ね、減点方式となっている最初の100点は、みるみるうちに90点 80点 75点・・・と細かいミスで減っていき、(これは再試験だな・・)と私の中で考え始めていた頃、とうとう方向指示器の消し忘れ。という事で最後の減点となり、「残念ですが、検定は中止です」と一言私は言ったのです。するとA美さんは、「え、、! 再試験はいつできるのですか・・??」と悲痛な面持ちで私に訴えかけられてきたのでした。私は「そうですね、、今日予約して、早くて2日後になるかな」とスケジュール表を見て答えたのですが(卒業検定は予約式なのでいつでもできる訳ではありません)A美さんは、「それは困ります・・・。もう来週には帰らないといけないので><」と訴えかけてきたのでした。A美さんは自分の中でも、ここまで運転センスがなく、補講に補講を重ねてしまう事には予想できておらず、よくある事ですが、いついつまでには卒業できるだろう。という目標が大幅に過ぎてしまっているという事でした。シーンとした悪い雰囲気が車内の中を包み込みました。するとA美さんの方から、「ほんとにもう時間がなくてやばいんです・・・。なんとかなりませんか!?」と聞いてきたのでした。詳しく聞けば、別の何かの試験(大学での検定かなにか?)を受ける為に、今週末にはもう帰らないといけないので、その2、3日までという時間的余裕が、「まったくない。万事休す」という、詰んでしまった状態だったのです。確かに、卒業検定で落第が決まって、ごねてくる若者はたくさんいますけど、ここまで悲痛な面持ちで訴えかけられたのは初めてでした。「うーん、理由はわかりますけど、かといってこっちも合格させる訳には・・・」と、手に持っていたスタンプを不合格のところに押そうとしたとき、、、!!「ちょっとまって!!!」と運転席から助手席に手を伸ばしてきて、スタンプの押印を阻止してきたのです。(すごい大胆な行動でした。武力行使です)私「ちょ、、ちょっと・・」と内心、(何だ?どうした!?)と不審がると、A美さんは恥ずかしそうな顔をしてA美「あの・・・、、いやすみません、、、あ・・・ あの・・・」 私「何ですか?」 A美「いや、、その・・・他の事だったらなんでもしますので、、不合格だけは・・・・」と言ってくるのです。私(何が言いたいのだこの子?)と、マクラ検定をやった事がない私は、正直、この時のA美さんが何を示唆しているのかわかりませんでした。私「他の事といっても、、もう残された課題は他にないですよ」と答えました。A美「それはわかっているんですけど、、本当に困るので・・あ、、あの・・何でもしますので・・」と、この何でもしますを連呼するのでした。このA美さんの不合格がきまったのは、わりと早い段階だったので時間的余裕がありました。私は「何でもするって言われてもな・・・」と、適当に相手の言葉に帳尻を合わせるくらいの返答しかできなかったのですが、A美さんがとうとうはっきりと「お願いします。。なんでも、、お望みであればフェラでもなんでもするので、、不合格だけは・・・」と言ってきたのでした。私「フェラ?教習車内で?」と、一瞬、この子の頭がおかしくなったのではないかと思いました。すると本来、真面目な性格のA美さんは「はい・・、、何でもしますというのは、
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では次の生徒に移りたいと思います。初めてのマクラ検定から半年くらいは経過したと思います。2人目の生徒さんは、これはもう普通にヤンキー娘でした。年齢は18歳 職業:無職 性格:ヤンキー 髪型は金髪のストレートで、顔はそれなりにキレイな感じでしたが、服装がいかにもヤンキーというのか、黒のスエット上下というラフな格好の少女でした。また、この子は敬語の使い方を知らないのか、誰に対してもタメ口という特性を持った娘だったのです。このヤンキー娘名前を、愛理としておきます。私がこの愛理を受け持ったのは、それこそ卒業検定が最初で最後であり、それまでは教習所内にウロウロしている姿は何度か見たことがありましたが、こうして教習車に同乗するのは初めてでした。愛理は性格がもう運転に出ており、強引な割込み、ムチャな追い越し、やたらとハンドルを使って曲がろうとするし、ブレーキの踏み方も乱暴、まるでそのまま外見と性格を運転技術に表したようなタイプだったのです。愛理にたいしては、「これは不合格だわ・・・」と言うのは簡単でした。というのも、一時停止の標識を無視するという、「一発で検定終了」する行動をとってしまったのです。私が助手席のフットブレーキを踏んで車を停車させ、こう言いました。「今の一時停止の標識見えてなかった?(えー止まったはずだけど?)いやいや、いまの徐行しただけでしょ。 残念だけど、これで検定終了ね・・」と私は言ったのです。すると愛理は、「えー、うそんw マジで?無理無理~。それってまたやり直さないといけないっていう事なんちゃうん?w」と、独特の大阪弁で話すのでした。私は「じゃ、次回は頑張ってね。同じコースを通るかどうかはわからないけど、一時停止無視は一発で検定中止だから」とタンタンと答えました。すると愛理は、こんなバカげた事を言ってきたのです。「なぁなぁ。。オッパイ触らせてあげるから、今の見逃してwww」と。私「あのね、そういう考え方が通用すると思ったら大きな間違い」と軽くあしらいました。といいますのも、この愛理は私にとってはそこまでタイプじゃなかったのです。(可愛らしい感じではありましたが)確かにプロフィールは18歳と書いていますが、見た目の背も低く、タメ口を使うという個性からか、私にとっては、15、16くらいの子供にしか見えなかったというのがあります。どれだけマクラ検定が希少体験な出来事だったとしても、それがバレたら懲戒免職とかも賭けてする行為でもありますので、さすがに(この愛理と心中はまっぴらゴメン・・)という考えがあったのです。言い換えれば、決して、この娘がは頭がよさそうには見えないので、物事が済んだ後、ネットに書き込んだり、他の教習生に言ったりする可能性もあるので、簡単に言えば、信用できなかった。のです。愛理は「オッパイだけじゃなくて、他にも何かしてあげるからw だからお願い><」とか言ってきました。私は「そういう事は言わない。自分の価値を下げる事になるよ」と注意するような感じになっていました。すると愛理は「ちょ、、ほんまお願いって>< ギリギリでやってるからそんな再検定とかで出す余裕(試験料金)とかないねん>< まじ見逃して><」と懇願してくるのです。(懇願という点についてはマクラ検定の中ではすべて共通しています)そこで出ました。私のA美の時に学習した言い回し。「・・・って言われてもなぁ・・・なんとかしてあげたい気はあるんだけど・・」と、困惑したような表情を見せるのです。すると愛理は、「ああーーなんかもうじれったいーー! ここまで頼んでるのに~~!」とスネてくるのです。そこで呆れ顔の私が、「あのさ、さっきから何かしてあげるとか、いろいろ言ってるけど、何をする気でいるの?きみは」と、(流れにのせようと)聞いてみました。すると愛理は、「フェラ♪」と答えるのです。私は「いあいあ、口で言ってるだけでしょ?よくいるんだよ。検定で落第きまったら、何でもするっていう人・・」と言ったら、愛理は私がふりまいたエサに飛びつき、「口だけちゃうって!マジやってあげるし!」と豪語しだすのです。そして私は「ま~、、そうね。まだ時間少しあるから、、じゃ何ができるのかやってもらおうか。絶対無理だと思うけど」等と、あくまで相手を試している、つまり自分の尊厳だけは保ったような言い回しで愛理を本当にその気にさせていったのでした。
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