女性の立場ではありますけど他になかったので、懺悔というと違うますが、どこかで吐き出してしまいたかったのが本音です。
結婚して5年が過ぎていました。
周囲からはそろそろ子供のことで話が出ていて、私も望んではいたものの妊娠することはありませんでした。
主人は不妊治療に積極的きはなれず、数回試してだめだと分かると消極的になっていきました。
金銭面は決して楽ではないのは重々承知でしたが、諦めきれない私とは溝が出来て夫婦間は冷えていくのも道理というものです。
そんなときに家出をしたといえば大袈裟ですけど、すぐに冷静になり戻りましたから。
誰に会うつもりだったのか、地元に足を向けていました。電車で一時間ほどの距離なんですけどね。
実家には帰れず改札を抜け出懐かしい風景と空気に触れて、ぼんやりします。
車での帰省はあるものの、思えば電車での初めてだったから。
ここからよく高校へ通学したものです。
相変わらず田舎で、改札を出て直ぐに目につく売店はそのままなのに構内を出るとコンビニがあったはずなのになくなっちゃって。
その売店で何か飲み物を購入する男の子が居たんです。
普段なら話しかけるなんてことは絶対にしないのに、そうしていました。
人畜無害な話し相手が欲しかったのかな。
初対面の私に話しかけられて、始めは聞かれたことにしか答えないような感じだったのが、地元の出身で…なんて話しているうちに面倒な人間ではないと思ってくれたみたい。
詳しくは話してくれなかったけど、馴染めない所へ行きたくなかったみたい。
魔がさしたのか、考えるでもなしに口から言葉が出ていました。
「ねえ、エッチなことしてみたくない?」
すぐに意味が飲み込めないあたりがたぶん、経験なんて無い。
それでも興味はある素振りを見せるのは男の子。どうしていいか分からずに所在なさげ。だから構内の隅にある男子トイレに人が確認してもらいました。
利用する人は居ないよとの合図に奥の女子トイレに入るふりをして、何気なく振り返りながら誰も居ないことを確認、数歩の距離を戻ってそのまま男子トイレに入りました。
普通なら見ることのない小便器が立ち並ぶ光景に居心地は良くなかったけど、個室のドアを開けて様式の場所に急いで入ります。
さすがに二人がいる空間ではないから狭くて、これからする初めてのことに順序だててなんて出来なかったけど、彼を座らせてズボンを脱いでくれるように促します。
すぐにパンツを下ろせずにいるいるのを見かねてサッと下げてあげます。
きれいに包まれた感じのモノが現れて少し後悔もしたけど、自慰行為はある感じ。包まれてはいても形が浮き彫りだったから。小学生の甥ッ子とは全然違ったから。
彼がさっき購入した飲み物がミネラルウォーターから、申し訳なかったけど洗浄に使わせてもらいました。
耐性がないみたい。
それだけの摩擦の刺激が少し苦痛らしく、それなのに大きくなるしね。
と向かい合わせに彼の上に座って、ブラウスのボタンを外して、ブラをずらしてあげたら赤ちゃんみたいに舐めるんです。
生暖かい唇と拙い舌使いの感触。
唾液で汚れていく自分の胸。
強く吸われて痛む乳首。
冷めている自分の気持ち…。
早く済ませようと下着を脱いで、まだ準備が十分じゃなかったけど、彼のは潤っていたから少しづつ受け入れられて。
声を出さないようにキツく言って。
音がしないように少しだけ動いて。
奥に当たるかどうかの感じしかしないけど、一瞬膨れたような感覚を覚えたと思ったら耐性のない彼は早々に射精。
真っ赤な顔の男の子。
相変わらず気持ちは冷めたままだけど抱きしめてあげて。
立ち上がる私から漏れ出る精液と臭い。
なんかもったいなくて、無駄にしたくなくて、もう一度精液が欲しいと思った。
だからもう一度、腰を下ろし彼を受け入れました。
用を足す人が一人だけ来たけど、どうにかやり過ごせて、彼は気持ちいいどころじゃなかったでしょうけど。
暖かいものを中に感じるまで数分だったかな。
なんにも気持ちよくなんてなかったけど、冷静になれて、何も得ることなんてないまま家路に。
主人とは結局、修復出来ないまま半年後に別々の道に進むこととしました。
男の子の子は結局、妊娠はしなかったけど。
時が経ってあの体験は、新たな自分を発見する切っ掛けになったかもしれません。