女に犯された男たち
1:満員電車で大人の女性に完堕ちさせられた話(続き)
よく読まれている体験談
2021/01/14 15:03:03(B2KQM7U2)
(6つ目です)
すごく滑稽な姿だっただろう。犯されているのに、彼女と密着したままペニスは大きく勃起していて、それでいて震えている。自分でも意味が分からなかったが、人間そういった複雑な感情が限界に達すると震えるのだということだけ理解した。震えを止めることは無理そうだったので、心臓が落ち着くまでひとまずそのままでいることにした。というか本当に立っているのがやっとで、手すりと彼女の腕にしがみついて体重をかけ、彼女の腰へ自分の腰を預けることで、辛うじて電車の揺れをやり過ごすしかなかった。
震えによる上下動はもちろん彼女にもすぐ伝わった。彼女は動くのをやめて、じっと僕を観察している。この日初めて僕が自分から動いている事実に驚き、あるいはそれを喜んでいるようだった。僕の手を強く握り返すと、僕がありえないほど掛けている体重を受け止めるため、手首を返して腕同士を突っ張って密着させ、腰の角度をくの字に入れなおして、密着を一層強めた。僕が発する上下動は一つ残らず彼女に拾い上げられていった。
一連の行為は間違いなく彼女から発された行動で、僕が犯されていることは間違いなかったが、生まれて初めて女性に求めらて舞い上がっている気持ちもあった。ついさっきまでは、見ず知らずの、普通なら恋愛対象にならないであろう年上の女性に、初めての性的な体験を奪われかけている悔しさもあった。確かにあったハズだったが、今はむしろ、綺麗なオトナの女性に初めてを捧げるのは理想的なのかもしれない、とそう思う気持ちが無いと言ったらウソになるだろう。
意識の中に溢れ返ってくる彼女はウイルスのようで、陰茎の先端から侵入し、オンナを知らない体の全身にあっという間に広がっていく。免疫のない身には抗いようもなく、いったいどこまで自分が壊されてしまうのか見当もつかない。興奮とともに、圧倒的な性欲の差に飲み込まれていく恐怖があり、その恐怖もどこかの点を通り過ぎると振り切れてしまったように無機質で、自分が渦の中へ飲み込まれていくのを、淡々と受け入れているような心境になる。
それどころか、だんだんその恐怖が尊くさえ感じられてくる。怖さを忘れる人間の防衛本能なのか、これ畏怖の念というのか…嫌だったのに骨抜きにされて、嫌だったことさえも忘れさせられかけている。このまま彼女にどこまで犯されてしまうのか見てみたいと思ってしまう自分がいて、それがまた二重に悔しくて悲しくて、また体が震える。
抗いたい気持ちと受け入れそうになる心の葛藤は、震えという形になって体の外に飛び出したが、足から腰へと伝わって彼女へと届くころには、ピストンのような運動に変換されていた。そして情熱という誤ったメッセージを伴って、いつのまにか彼女の陰部に余すことなく吸収された。
「そう」「そうして」
彼女は、自分の誘いについに僕が乗ってきたと感じたのだろう。腕を絡ませ、腰を密着して小刻みに上下動しているのだからそう思われても仕方がない。電車の騒音と不連続な揺れが、僕の振動の不自然さをぼやかして良い方向に歪曲している。早くこの震えを抑えなければと思い、必死に打ち消す方法を考える。
まずは彼女がヤクザかもという不安を消そうと思い、「彼女は純粋に快楽に向き合っているだけの一般女性に違いない」そう自分に言い聞かせた。しかしそう思うことにすると、ますます彼女の性欲が世間離れした強大なものに思えて、1番目と3番目の恐怖のバランスが変わるだけで、不安は一向に解消されなかった。
21/01/15 14:35
(GRWXg8Ms)
嘘八百だめよ
21/02/20 17:28
(2JH2BBLd)
フィクションか実話かは読んだ方が判断してくれればいいと思っています。
まぁ何を書いてもナンネではフィクションの扱いになるものと認識していますが…
当時、覚えているうちに体験したことをメモに取ってあったので、
その記憶をたどりながら行間を埋めるようにを書き起こしています。
時折思い返しているのですが、
繰り返し繰り返し思い返しているうちに創作的な部分が入ってしまっている箇所もあるかと思います。
が、それはご愛嬌ということでご容赦ください
(そして文が長くなってしまい恐縮です)
21/02/28 00:52
(rChAOpVf)
(7つ目です)
***
要領を得ないストロークの振動が長く続きすぎたことで、さすがに彼女も異変を感じ取ったらしい。彼女が腰の圧迫を解除すると、奥にめり込んでいたものが滑り出してきて、お尻の付近で暴走した機械のように宙を切って振動した。僕はバランスを崩してよろけ、彼女の背中にもたれかかると、密着から解放された右足は、かかとを上下させながらガクガクとより大きく動く。自分で制御できていない状態であることに彼女も気が付いたようだった。
「(震えてるの?)」
彼女はこちらを振り返り、目を見開くような仕草で驚きの意を表すと、1/4周ずつ、時間を置いて体を回転させこちらに向き合った。満員電車で体を回転するのは不自然な行為だけれど、周りに悟られないよう、細心の注意を払って動いてくれていて、そんな気遣いが、当たり前だけど嬉しい。
顔と顔の距離が近く、目元の小さなほくろまでハッキリ見える 。彼女とはS駅からもうずっと長い時間一緒にいたのに、いま初めて顔を合わせるのかと思うと、新たな緊張が走る。相対する彼女もどこか緊張しているようで、お互いに目を合わせられない。彼女の視線は僕を通り過ぎ、あさってのほうを向いて無関心を装っていて、それは僕も同じだった。やがて他の乗客の死角になっているのを確認すると、彼女はようやく僕に視線を送ってきた。
「ごめんね」
彼女は声に出さず、口パクで言った。恐る恐る僕の顔を覗き込む様子は、僕が恐怖で震えていることに驚いているらしかったし、自分が追い込んでしまった未熟な男子を憐れんでいるようでもあった。あるいは、僕が彼女の痴女行為をまだ受け入れていないかもしれない、と警戒しているのかもしれなかった。改めて突っ張ったテントの持ち主が僕であることを、手の甲や太もものあたりで確認している。その仕草はぎこちなく、さっきまでの大胆な彼女からは別人のような慎重さが伝わってくる。
「怖かった?」
彼女は僕の震える足に手を回して振動の源を確認すると、太ももの裏をそっとと撫でた。あらためて彼女を見る。寒色で甘すぎない色のトップスは普通に仕事をしている会社員を思わせるし、グラマラスなお尻とは対照的に、存在感を控えめに抑えた胸は向かい合ってもセクシャルな主張がなく、まじめに生活している人間の証のような気がしてくる。
大丈夫だよ、私は変な人じゃないから安心して、と語りかけるように彼女は僕の腰あたりをぎこちなく撫でた。手つきや仕草の全てが不慣れな感じで、それがまた僕を安心させた。痴漢として突き出される事はなさそうだなと思うと、震えはだんだん収まっていった。
しかし、僕の貞操が安全でいられる時間は長くなかった。震えが収まって僕が自立できる程度まで落ち着きを取り戻したのを見ると、彼女は腰に回した手を沿うように少しづつ移動させ、体の間に差し込んだ。チャックから不格好に飛び出しているテントに狙いを定めると、手の甲で触って反応を確かめる。甘い香水の香りがして、また彼女のペースに引き戻されているのだと知る。
***
21/02/28 01:01
(rChAOpVf)
(8つめです)
***
「でも・・・すごいよ(コレ)」
中身が硬いのが分かると、いきり立ったそれを手のひらで全体を包み込むように触りながら、僕を見る。目が笑っている。僕に拒否権がないことはこのテントの中身が示していると言わんばかりだった。先端に粘液で濡れたシミを頂いた赤い化繊の生地は、鈍いテカりを伴って内包物の状態を告げているので、誰の目にも卑猥な事態が起きているのは明らかだった。
先程まで彼女の温かい場所に埋もれて育てられたソレは、いまは彼女と僕の身体から離れて、二人の間で、どちらに属するでもなく、白日の下に晒されていた。先刻までそれを匿っていたスカート生地が、今度は背景になって真っ赤なテントの存在をかえって際立たせている。
彼女はしっかりとした握力で感触を確かめてはいるが手元を見ることなく、じっと僕を見ている。途方もなく恥ずかしい。そして、沈黙を合意と受け取ったのか、彼女はテントの一端を器用に手繰り寄せると、するするとパンツの中に入ってきた。ついに彼女は僕の本体を捉えた。
「いい?」「ダメです…」「(しーっ)」
周りに気付かれたくないのは僕も同じだったので、牽制されると黙る他なかい。彼女は落ち着き払った顔を作りながら、手元では反対に僕の本体を捕えて情熱的にまさぐり始めた。手のひらでペニスを包み込み、スキャンするように、根元から先端まで、長さ、硬さを確かめると、五本の指で絡みつき、筋の張り方、カリの形やひっかかりの深さ、浮き出した血管の凸凹といった隅々まで調べ上げている。それは、自分がここまで大きくしたペニスを愛おしんでいるようだった。
自慰する時の自分の左手の粗雑さと比べると、彼女の手つきは有機的で温かく、求めていたものに到達した喜びを噛みしめているのが伝わってくる。自分よりも彼女の方がこのペニスに大きな愛を持っているのかと思うと、もうこのペニスが彼女のモノになっているとさえ感じられ、まさに彼女の手に落ちている、と僕は悟った。
「(秘密にするから、ね)」「(はい)」
僕が抵抗しないのを見ると、彼女は陰茎を引っ張り出した。パンツのゴムが先端を超えて裏筋側にめくれて、本体が完全に露出する。覆いかぶさった彼女の手だけが辛うじて目隠しになってはいるが、指の隙間からもれ伝わる空気が、このわいせつ物が外界に出たことを伝えている。もうペニスを隠すものはない。
彼女が体のラインをぴったりとつけることで手元を隠してくれているが、ほんの少しでも体の角度を逸らせば、この変態的な景色が露見するだろう。首根っこをつかむという言葉があるけれど、あれは本当は首じゃなくて体の根っこの事じゃないかと思う。公の空間に晒されたペニスを根元から掴まれ、もう動くことも声を出すこともできない。彼女は文字通り僕をどうすることもできる。
こんな所を誰かに見られたくないという一心で僕の頭はいっぱいになった。もちろん、自分のズボンに戻せばいいのは分かっているけれど、大きく張り出したソレを折りたたんで中に入れるのは手間取りそうだし、そもそも、彼女に握られたソレはもう自分の所有物ではなく、自分の裁量の及ばない世界へ行ってしまっている。恥ずかしくてはずかしくて、ともかく早くどこかに仕舞い込みたいのに、自分ではどうすることもできない。猛烈な恥ずかしさで頭が沸騰していた。
そんな僕の気持ちを見透かしてか、彼女はスカートを腰から回してスリットを正面に持ってくると、スリットの頂点をすくいあげた。そのアイデアの大胆さとスムーズさに驚きつつも、すかさずスカートの裏にペニスを避難させる。僕にとってはどこに格納するかよりも、1秒でも早く肌色の肉棒を外の世界から隠すことの方が大事だった。
彼女の示した避難路を進むと、ペニスの先端がショーツの表面を撫でながら、すーっとなめらかにすべって奥に導かれる。体の出っ張った部分が、完璧な高さに設置された窪みに隠れると、面の揃ったテトリスのように、僕と彼女は密着した。ああ、このままさっきみたいに布越しに押し付け合おうという事なのかなと思った。でも、彼女の意図は少し違うらしかった。
***
21/02/28 01:45
(rChAOpVf)
(9つめです)
***
自分の視界から肌色の突起物が消えたことで、僕は安心していた。猥褻物は間違いなくいきり立っていたが、スリットの奥に呑み込まれ、隙間なく密着した僕と彼女は、外界からイチモツの姿を完全に消すことに成功していた。
足が細いせいか、彼女のももの内側は圧迫も無く少しひんやりとしていて、挟まれてしごかれているというより、ただフワッとその空間にペニスを置かせてもらっているような、刀を鞘に収めているような感覚がある。
一方で、秘部を隠匿するために密着したせいでお互いの下腹部は広い面積で触れ合っているし、ペニスの上面に触れるシルク越しの温かさが彼女と結合している感覚を強く意識させる。
女性と向き合ってこうして腰を突き合わせている事は、それだけで十分に異常事態であり、至近距離にある彼女の顔を見るのが恥ずかしくて遠ざけようと体をのけぞらすほど、かえって下半身の密度は高まるばかりだった。胸は当然当たっていた。僕は緊張で動くことができないまま、恥ずかしさに耐えながら、しかし顔には出さないようにして、ただただ彼女と繋がっている感覚を反芻していた。それだけで十分すぎる刺激だった。
「ねぇ」
しかし彼女は決心したように、こっち、と言って再びスカートを持ち上げた。片方の手でスリットを、もう片方の手で中のショーツに手をかけ、真ん中をグイっと下げた。ショーツは全体が下げるわけではなく、前面の生地が力任せに伸びて、中から逆三角形が現れる。一瞬彼女が何をしたいのかよく分からなかったが、どうやら恥骨とショーツの間に隙間にソレを差し込むよう、僕を誘っているらしかった。
唖然とした。
これまで彼女と僕の間に必ず布があった。それは色々な意味でのセーフティネットで、それはお互いの分泌物を防ぐという生理衛生的な意味でもそうだし、布を介してさえいれば、これまでの行為はある意味で“たまたま衣類が擦れ合っていただけ”という弁解も(苦しいけど)成り立つはずだった。
でも0と1は違う。布ゼロ枚の世界は、僕と彼女のの身体が直接触れ合うことを意味する。行為がエスカレートしてもそこまで達することはないと思っていたし、さすがにためらいがあった。
「来ていいよ」
いいよと言っているものの、僕に拒否権はない。彼女は自分の手に入れかけているペニスを股間に沈め、完全に隷属させることを望んでいる。整えられた薄い陰毛が見える。布を引き払った世界に何が待っているのかという誘惑と、ひとかけらに残った理性が交錯するが、しびれを切らした彼女はペニスを握ると、一気にそこへねじ込もうとする。今日一番の強引な姿に、彼女の気持ちの強さを感じた瞬間だった。
狭い空間で曲がるように力がかかり、ペニスが悲鳴を上げる。痛さに耐えかねて腰を落とすと、先端と恥骨の高さが揃ってしまう。彼女がすかさずカリの裏にショーツの端をひっかけると、ペニスの先端は彼女に引っ張られ、茂みのあたりにセットされた。
上から恥骨、下からショーツのゴムの力に挟まれて、水平方向に押さえつけられたペニスは、亀頭が茂みのあたりに半分だけ頭を突っ込み、奥に進むのを待つばかりとなった。“腰の高さを調整した”僕に、彼女は今日初めて表情を崩して満足そうに笑うと、口角を上げただらしない顔で僕を誘った。
「おいで」
彼女がやさしく耳元で囁き、握りしめたペニスを引き寄せて動くべき方向を指示する。彼女が僕を誘い込む景色がこの上なく妖艶で、もはやその誘惑に勝つことはできなかった。全神経をペニスの先端の一点に集中してショーツの暗闇へとゆっくり圧し込む。
彼女がペニスから手を離すと、外界に晒された肌色の肉棒が、徐々にに奥へと飲み込まれ消えていく。膣に入っているのではない。ストレッチしたシルクの生地にガイドされるようにして、ショーツと秘部の間の狭い空間をペニスが押している。
僕が動き出したのを確認すると、彼女は僕の後ろに手をまわして、抱き込むように力を加えてくる。もう後戻りはできない。恥ずかしさも爆発しそうな心臓の鼓動もすべて彼女に預けることに決め、僕はゆっくりと腰を沈めていった。
21/03/13 04:31
(gBwzGfrE)
続きはまだなのかな。
21/04/03 23:45
(37F9WW41)
更新が遅くなっており、楽しみにされている方には申し訳ありません。
時間を見つけて少しずつ書いてますので、気長にお待ちください。
21/04/10 05:06
(pK1ncxJC)
***
下着越しにふれあっていた時のシルキーさとはまるで違う何か生々しい感触がする。最初は、肌と肌がこすれて痛いかもしれないと思ったが、薄い陰毛は湿り気でぺったりとしていて抵抗がなく、彼女に歓迎されているのだと知る。伸びたショーツの生地が、ゴムの復元力で強力にサポートするので、陰茎は勃起のチカラ以上に押し上げられて陰唇にタイトに密着するし、陰唇は圧を受けるとぬるっとめり込んでソレを受け入れ、まとわりつく。
乱暴にこすり合わせるのが怖かったし、変に腰を振ることもできなかったので、満員電車の中で許される限られた可動域を使って、ほんの少しだけ感部に体重をかけてみる。すると、面に沿った陰部の重なりが少しだけ増えて、彼女との距離が半歩の半歩だけ縮まる。電車が揺れる度にペニスが外れそうになるが、ショーツがハンモックのようにキャッチして、無理やり彼女へと引き戻し、元の鞘に収める。動きが無ければ性器と性器は自然と密着した。
ショーツはぴったりとペニスに寄り添っていて、ペニスが少しでも道を外れようとすれば、それを引っかけて生地とゴムの復元力でグイグイと押し返してくる。よくできているな、これはもう逃げられないなと、トラップにかかった小動物のように妙に関心する。他方で、ふとした動きで密着から解かれた性器たちが、次の瞬間にその重なりの幅を数ミリ増していることに気が付くと、彼女が近づいて来てくれていることが分かってなんだか嬉しく、心が高ぶってしまう自分がいた。
あくまでも電車の揺れをアリバイにしながら、僕たちはじりじりと歩み寄っていった。ほとんどの時間静止しているため、たった十数センチの距離が、気の遠くなるような長さに感じられる。周囲から見えないとはいえ、陰部を露出している。僕も、そしてスカートの中を晒している彼女もきっと、一気に詰め寄りたいに違いなかったが、不自然な動きの一切を許さない満員電車特有の緊張感を感じて、自制しなければという心の声をお互いに反駁していた。ひと揺れごと、ゆっくり、しかし確実に…ミリの動きを感じながら、周囲を欺いていこうという暗黙の了解を交わすなかで、共犯関係のようなものが出来ていった。
お互いの足を踏んでしまったりしながら一番奥まで進みきると、ついに僕と彼女の下腹部がぶつかった。自然を装って動いたはずなのに、いつの間にか二人とも背中を弓なりに張ってのけ反るような姿勢になっていて、太ももの前から股間のあたりが密着している。少し動くと互いの陰毛が交わって擦れて、ジャリっと音を立てたような気がした。
(「そのまま」)
僕たちはちょうど”人”の字のように、互いの腰を突き出して支え合っており、交錯する陰部に圧がかかる。ペニスが熱い。隔てるものがなくなって、じかに熱が伝わってくる。衣類という薄皮一枚の有り無しでこんなにも違う。面で囲まれているから温かいのではなく、彼女と触れ合っている表面の突起の一つひとつが熱を持っており、触れる度にその熱源の存在を主張する。僕が感じるように、彼女もきっと、僕の熱を感じているに違いなく、これが生身の男女のふれ合いなのかと思うと鮮烈で、それだけで卒倒しそうだった。
かばんや衣服で隠したその下で、僕たちは生身の身体を重ねて連結している。熱く湿ったものを共有する二人だけの空間があって、涼しい顔、澄ました顔で平静を装いながら、その根元で誰にも言えないような秘密を共有しているのだ。彼女は、自分がついに手に入れたモノが間違いなくそこにあること噛みしめるようにそっと内股を閉じると、熱いものを抱えたまま、じっと動かなくなった。
恥ずかしい部分が隠れて安心したところで、改めて彼女の顔を見た。アラサーくらいかと思っていたが、よく見るともう少し年上、30代半ばのようにも見える。目立ったシワやシミがあるわけでもないのに、10代の目から見ると、大人の女性特有の忍び寄るの影のようなものが感じられ、僕はそれに気が付いて一瞬自分が萎えたのだろうと思った。そんな年上の女性を異性として意識したことが無かったからだ。
しかし、ひとたび意識のスイッチが入ると、この妙齢の女性の色っぽい点ばかりが目について、頭を離れなくなった。彼女は背も高く、落ち着いて清潔感があり、見た目もキレイだし、きっとオトコの事もよく知っているだろう。何より、そんな酸いも甘いも一通り楽しんで性を完成させたであろう大人の女性が、今ここで僕の未熟なペニスに夢中になっている。
昨日まで、30代なんてトウの立った、性的には終わった存在だとステレオタイプに思い込んでいた。それが目の前で春を謳歌する彼女を見て僕の認識は一変した。むしろ童貞のくせに何を根拠に若い女子信仰を信じていたのだろうか。
僕でいいんですか?なぜ僕なんですか?彼女にそう聞いてみたくて、たまらなかった。これから僕の体を使って何をするのか、僕をどこへ連れて行こうとしているのか、それを知るためにならこの体を捧げられると思った。
じっと閉じていた目を開いた彼女と視線が重なって、ペニスは一段と硬くなった。
21/04/10 05:12
(pK1ncxJC)
続くんなら続きを早く!
21/04/12 05:57
(39a2jh6U)
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