結婚前の話です。一目惚れした理想の彼に二股を掛けられていました。でもSEX
が物凄く上手で「いつかは結婚を」とも考えていました。そんな彼に、悔しいけど
初めてイカされた時のことです。
27回目の私の誕生日でした。レストランで食事をし、シャンペンとグラスを持参
でホテルへ行きました。注がれたグラスの中に私が欲しがっていた指輪が入ってい
て、まるで映画の主人公になった感じでした。嬉しさのあまり涙が溢れ、その涙を
彼は吸い取りながら「kumi、愛してるよ結婚しようか?」その言葉は、それま
で生きてきた中で最高の喜びでした。彼は私を抱き上げベッドに連れて行くとゆっ
くりと洋服を脱がせながら全身を焦らすように舌で愛撫をしてくれました。
「私もあなたが好き」そういって彼のありのままの姿で受け入れました。彼の熱い
体が暴れまわるたびに、私の体もまた熱くなり「これがイクことなんだ」と感じた
瞬間「あぁっイク」という言葉が自然に出ました。彼の脈動と同時に熱い精子が注
がれ私自身も体全体が宙に舞うのを感じました。
それ以降、彼のSEXの虜になり私の方から積極的に求めるようになりました。結
婚という言葉を信じてた私は避妊をすることもなく快楽ばかりを追い続けました。
しかしそんな幻も長くは続きませんでした。私は妊娠し、そのことを彼に告げると
どこかに消えていってしまいました。周囲の噂で私が二股を掛けられていたことを
知り中絶手術し「夢物語」は幕を閉じました。