私、占いというものを信じていなかったの。
でも、ある体験をして、何だか…信じるようになってしまった。
男運の悪さ、そんなものを強烈に感じる事があって…。
そう、今年に入って、男性との出会いがあるものの、全て駄目。
年齢的にも、もう結婚して子供が居ておかしくないの…。
焦り始めていたのかなあ?
とにかく、相手の気を引こうとばかり考えてしまって…。
合計4人の男性と「交際」の糸口を見出したものの、肝心な段階でグシャっと…。
セックスはおろか、キスさえも出来なかった。
二人で居る時、良いムードにはなるのに…。
それで、思い切って、占って貰おうと…。
私の住む町から少し離れた駅の近くの雑居ビルの片隅。
一人の中年男性が、小さな机を用意して占い師を気取る。
胡散臭い様子はないけれど、あまり客は居ない様子。
その中年男性に、声をかけてみた…。
その場で占いを始めると思いきや、後ろにある雑居ビルの一室に通された。
病室のような部屋、中には白いベッドが一つ。
全裸になって、そのベッドに横たわるように…と言われたの。
私は、とんでもない事を言う人だと思った。いわゆる詐欺師だと…。
でも、その人は、全く強制的ではなく、すごく優しい口調。
嫌ならば、帰っていいですよ…と言った。
まあ、騙されてもいいかぁ…という思いと、セックスへの期待感が混ざり…。
私、その人の言われるままに、全裸になってベッドの上に…。
数秒後、「それでは、始めますよ…」という声。
私は、目を閉じて、その始まりを待った。
肌の上を冷たいモノがすーっと走る。
何だろう…。
私はうっすらと目を開けて、その人を見た。
すると、その人は、習字で使用するような筆を私の体に当てていた。
水か酒のような透明の液体を付けて…。
最初は、冷たかったけれど、段々と筆の感じがよくなって来て…。
首筋、胸、乳首、腹部、太腿、そして、当然のように…股間にも、筆が走る。
本当に、気持ちよくなってしまった…。
その人は、筆を走らせながら、お経めいたモノを口にしている。
やがて、その筆の感触が変わった。
さっきよりも、気持ち良さ、心地良さが倍増。
また、目を開けるみると、何と…。
そう、その人の舌が、私の体を…。
普通であれば、飛び起きて逃げ出すだろうけれど、あまりの心地良さに…。
特に、乳首や股間を舐めるのではなく、体全体を均一に舐めて呉れたの。
本当に不思議…。
その人の筆と舌の愛撫だけで、私は…。
そう、絶頂を迎えてしまったみたい…。
結局、その人は、筆と舌を使っただけ。
私、犯されてしまっても構わない…、いえ、犯して欲しい…なんて思っていた。
だから、逆に調子狂ったみたい。
その人、特別お金を取るわけでなく、私をそのまま帰して呉れた。
私は、単なる詐欺的痴漢に会っただけなのだろう…。
でも、すごく気持ち良かったせいか、そんな思いや怒りもなく…。
その数日後、新しい出会いがあった!
あの占いのせいだろうか?
理想像とは少し違うけれど、真面目なサラリーマン。
実は、その男性、私みたいな女が好みだって!
ようやく男性に巡り会えた…という感じ。
今も、順調に付き合っているの。
キス、ペッティング、インサート…。
ずっと出来なかった事を達成したという充実感。
勿論、彼へのフェラチオも…ね。
彼のモノを舐めていると、私、濡れてしまって…。
皆さんも、「占い」して貰ったらいかが?