忘れられない体験

前回の続きです。
部室のドアは、見物人が来た時だけ開けて中に招き入れます
そうした方が、開けっ放しよりも多くの見物人を集められるからです
ドアの前で学部を聞いて、恥さらしの刑を受けている下級生と同じ
学部でかつ人数が多い時は、お情け棒くらいでは済みません。
「次、○○学部５人ね」
「ちょっと待って、すぐ準備するから」
・・・５分後・・・
「は～い、お待たせしました！○○学部５名様、どうぞ見てやって
下さい」
「これからメスブタが豚らしい”鳴き声”をお聞かせしまぁす」
「おら北村！！さっさと鳴いてみせろ」
「・・・ぶっ！・・ぶっ、、ぶびびっ・・・」
「よ～し、止め！・・・鳴けぇ」
「ぶっ！・・ぶびっ！・・ぶぶっ・・・」
「止めろ・・・鳴け！」
先端を加工してホースだけにした自転車の空気入れで、尻の穴
から空気を入れておき、命令通りに放屁させるのです。
逆らっても無駄で、先輩の恐ろしさ残酷さは骨身に染みています
同情して止めさせようとする人もいましたが、この惨い公開処刑が
途中で中止されたという事は、私が知る限り１度もありません。
ソフトボール部のやり方に口を出すな！！可哀想だと思うんなら、
お情け棒を使ってやれ！今までに、発狂したり自殺した奴は１人
も
いない！妙に正義感を振りかざしたりする見物人が来ても、説き伏
せる台詞はいくらでも用意されています。噂を聞いて風紀係が様
子
を見に来た事があったけど、拡大コピーされた誓約書と、「私達も
こ
うやってしごかれた！本人も了解している」、という３，４生の説得で
黙らせてました。
所詮、大学側の職員なんて、外部に漏れたり警察沙汰にさえなら
なければ良いと考えているんです。下級生にしても、まともな判断
力や思考力が麻痺してしまう程、しごかれイジメられる毎日でした

前回は、改行失敗してたようです。スイマセン　今度はうまく改行
出来てるかな？